毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

フランスアイロン事情

毎週しっかり見ているNHK「テレビでフランス語」。ヨーロッパの他の語学講座とコラボ企画になっているからか、文化面の紹介が以前よりずいぶん充実している。

昨日の放送では洗濯機の使い方が出てきた。フランスの洗濯機はお湯を沸かして洗うらしい。温度指定ができるようになっていた。軽い汚れのものから、テーブルクロスなどの食べ物のシミまで、温度を変えてきれいに洗うそうだ。


さらに驚いたのはアイロンかけ。何と、フランスではすべての洗濯物にアイロンをかける!下着まで!
というのも、景観規制などで外に洗濯物を干せないところも多く、すべて洗濯機で乾燥まで終えるからだ。ここからは説明がなく私の推測なのだが、乾燥機で乾燥させるとどうしてもシワができる。そのためにアイロンかけが必要になるのではないだろうか。
スキットでは、ホームステイ先のお母さんが
「きちんとたためてスペースを取らないし、着たい時にすぐ着られるでしょ」
と言っていた。

以前雑誌か何かで「イタリアでは、一人暮らし男性も“○曜日はアイロンの日”と決めてアイロンをかける」というのを読んだことがあるが、フランスでも同じなのかもしれない。メディさん(男性スピーカーゲスト・アルジェリア系)によれば、子供の頃はお母さんが日曜日、大家族の洗濯物をすべてアイロンかけしていたという。

こういうのを聞くと、日本人は実はズボラなのか?と思う。すべてにアイロンをかける人は聞いたことがない*1。ベッドシーツにアイロンをかける話は江國香織さんの小説で読んだことがあるけど。

自分はフランス人だ、と暗示をかけたらもう少しアイロンかけが好きになるかも、と思ってしまった。

*1:お相撲さんは下着まで付き人がアイロンをかける、と聞いたことがありますが