なかなか自分のことは自分で見えないもの。ありがたいことに、時々友人に仕事の方向性などで相談させてもらう。
先日も、面白いアドバイスをもらった。
やるかどうかを決める基準はただひとつ。「オレ」かどうか。
友人も私もオタクに近いプロ野球ファンなので、オレと言えばやはり落合博満・中日監督がまず浮かぶ。俗に「オレ竜」*1と呼ばれているあれだ。
または、認知度はちょっと下がるが、古田敦也・東京ヤクルト元プレイングマネジャー*2の「代打オレ」*3か。
聞いた時は「オレ?」と思ったが、実に“言い得て妙”のフレーズだった。
最近よく出てくる『ザ・パワー』でもそうだし、なかなか最後まで読めずにいる『トランサーフィン鏡の「超」法則』にも出てくる、“自分らしくいなさい”“人まねではなく、あなた自身でいなさい”のことなのだ。
本当は、人は他者からの承認などいらない。自分で自分を承認できればそれでいい。
だが、小さい頃から「人からどう見られるか=自分の評価」とすり込まれてきた私たちは、人からの承認が必要だと思ってしまう。
そのクセに待ったをかけるのが「オレかどうか」ということば。
“ナンバーワンよりオンリーワン”でもいいし、“みんなちがって みんないい”でもいいのだが、「オレ」という究極のシンプルさが潔くていいと思った。女性は人前で使いにくいかもしれませんが。
これからは私も「オレ流」にしてみよう。