以前熱心に読んでいた原田隆史先生の本。そのメソッドの中に「おかず理論」というものがあった。
「(お弁当の)おかずは好きなものから食べなあかん。最後まで大事にとっておいたら、先生に食べられるで」と、好物のハンバーグを食べられてしまった生徒のエピソードがあったからか、私の中で勝手に「ハンバーグ理論」という名前に化けてしまっていた。
この意味は、“好きなこと、得意なこと、大事なことからやれ、人生を先延ばしするな”ということだ。
なぜそれを思い出したかというと、ある動画をあとで見ようと思ってお気に入りに入れておいたものの、いざ見ようと思ったら削除されていたから。
日本のテレビ番組は著作権がうるさいから気をつけたと思うが、初めて見るような動画サイトの、たぶんそんなに見る人いないよね、というようなものだったのでうっかりしていた。
「あとで見る」は厳禁なのだ。
動画に限らず、「また次の機会がある」は幻想かもしれない。明日は来ないかもしれないのだ。
ついつい好物を最後まで取っておく「田舎の子」タイプの私、これを機会に「ハンバーグ理論」を心がけよう。
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