毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

日々やることも「マジカルナンバー7」で

以前参加していたビジネス系セミナーで聞いた話によると、人間の脳が記憶できるのは7つくらい(正確には7プラスマイナス2)までなのだそうだ。
だから、覚えてほしいことは7つ以下にした方がよい、という結論だった。
※くわしくはこの説を論文で発表したジョージ・ミラーのWikipediaの記事をご覧ください。

私はこれを、電話番号や文書の見出しなどの「覚えさせたい数字や項目」についての話だと思っていた。
だが、先日読んだ『マインドセット』に、目からウロコのことが書いてあった。

マインドセット』によれば、人間はやるべきことも7つ以上覚えられないのだという。つまり、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」といくらたくさんリストアップしても、脳はそこまで手が回らないらしい。
脳の記憶の問題なんだから、内容が数字の羅列であっても、ToDoリストであっても理屈は同じはずなのに、読んで驚いた。今までまったく考えたことがなかったからだ。いつの間にかリストから消えてしまうのはそういうことだったのか、と納得した。


これからは、やるべきことをリストアップしても、優先する7つと、それ以外に分けてみよう。
うまく使えていなかったフランクリン・プランナーの1週間コンパス。役割ごとにその週にやるべきことを書くようになっているのだが、ちょうどその役割欄が7つあるので、それをアレンジして使うことを思いついた。
バランスよくタスクをこなしたいので、まずやるべきことのジャンルを7つに絞る*1。そして、各ジャンルから最優先のやることをひとつだけ選び、1週間コンパスに記入する。
そうすれば、「これはまだできてないな」と前もってチェックできるので、まんべんなく取り組めるのではないだろうか。これだと7つ以上は書けないので、優先順位もしっかり考えて選べるし、多すぎないので気が散らず、書かれたタスクに集中できる。

マジカルナンバー7、せっかくなので活用したい。また結果は報告します。

*1:元々私が書いているやりたいことリスト(=マジックリスト)が10項目なので、それを7つに再編集しました