毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

私の読書術公開します

実際の友人知人で、このブログを読んでくれている人がいる。たいてい聞かれるのは「どうやってそんなにたくさん本が読めるのか」と「全部買っているの?」の2点。
最近『つながる読書術 』も読んだことだし、一度自分の読書法についてまとめてみるのもいいかなと思った。
やり方は本当に人によって違う*1。今の私にとっていい方法なので、もちろん合う合わないはあると思う。

たいしたものではありませんが、よろしければご覧下さい。

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1.図書館8:自分で買う2
主に地元の図書館と、家族が大阪市の図書館が使えるのでそのどちらかで借りることが多い。
私は図書館推進派だ。お金がかからない、場所を取らない、そして見逃せないのが「デッドライン効果」。
2週間で返さなければならないと思うと、がんばって読めるのだ。
ブクログ上で「今読んでる」になっているのに結局翌月に回ってしまう本。そのほとんどが自分で買ったか、人から借りている本だ。いかにデッドライン効果があるかがよくわかる。

図書館で借りても、いい本だとそれから買うことも多い。図書館に行く時間がない、物理的に無理という人は別だが、使えるのなら図書館は利用した方がいいと思う。最近はインターネットで蔵書検索ができたり、予約ができるので便利だ。

2.基本的に速読なし
SRS速読法の初級を学んだので、一応速読はできる。でも、今は練習していた頃のトップスピードにはるかに及ばないし、自分で速読するぞ、と思わないとスイッチが入らない。使うのは資料とか、何かの情報を得たいという目的がはっきりしている時だけだ(不要なところはどんどん飛ばす時)。
ただ、普通の人より読むのは早いと思う。ある程度読んだことのあるジャンルなら、新書は2時間くらいで読んでいる。

3.書き込みはしない
図書館の本だからというだけでなく、はじめから買ってきた本にも書き込みはしない。あとで売るためではなく、自分の字が好きじゃないのと、あとでまた本を出してきて開くのが面倒だからだ。
いくら齋藤孝先生が好きでも、3色ボールペンでぐるぐる印をつけたりしません。
付せんを貼ってメモにまとめ、印刷して身につける「レバレッジ式」*2がしっくりきている。

4.目次も読まない
内容を見るために目次を読め、というのもいろんなところで言われている方法だが、よほど時間がないとか、一部だけ読めばいい時以外は読まない。
映画を見る前に「あらすじ」を全部聞かされたら、楽しくないですよね。それと同じ。
次に何が書いてあるんだろう、とワクワクする気持ちを減らしたくないと思うのだ。ビジネス書なのに、読み方は10代の物語を読んでいた時と変わっていない…。

5.付せん貼りまくります
付せんの種類と使い方はこちらを→読書メモに欠かせない助っ人たち
あ、面白そうと思ったら迷わず貼る。あとでいくらでも減らせるからだ。迷ってやめて、全部読み終わってから「あれが書いてあったのどこだっけ?」と探し回る失敗を何度もした結果、そうするようになった。
色の使い分けはピンクが普通のレバレッジメモ用、ブルーは読みたい本やサイトのチェックなど資料的なもの。
貼る位置は上がメモ用、横がコピーしたいページ。横書きの本なら、これが逆になる。

貼りまくってからメモを取る前に、必ずもう一度貼ってあるところを確認する。同じ内容をくり返してあることが多く、重複している場合もよくある。その時は見比べて一番いいところだけを残す。最終的に残るのは、貼ってある7〜8割だと思う。

ミニの付せんは毎回使うわけではない。メモを取る時に残したいところが飛び飛びの場合に使う。これは読みながら貼ることもあるし、あとでチェックの時にまとめて貼ることも。メモで(中略)が多い本には活躍します。

6.読む本は芋づる式で
参考にしている書評はメルマガビジネスブックマラソン一日一冊。あとは読んでいる本で引用された本や紹介してあるものを芋づる式に読むことが多い。気に入った著者を追ってどんどん読むことも。
あとは案外、家族が借りてきた本を読んだら面白かった、ということがある。
自分の好みだけだとどうしても幅が狭くなるので、本好きな人が身近にいると刺激が受けられていいかもしれない。

7.ブログに書く
メモはあくまで自分用のレバレッジメモからの抜粋。記事の部分は感想というよりは、まだ読んでない人が「どういうことが書いてあるのか知りたい」と思うだろうことを想定して書いている。
何か本のことについてネットで調べると、たいていのブログはアマゾンのリンクと3行くらいのコメントで終わってしまっていて、「情報にならない!」と思ってしまうので。
アウトプットすることで、自分の考えをまとめる練習になったり、読むモチベーション維持にもつながっている。

 

…こんなので人の役に立つのか怪しいが、読書日記はこんなプロセスでできているんだ、というのが伝われば。
やり方は日々変わっていくと思うので、またいい方法が見つかったらご報告します。

*1:以前の記事週刊東洋経済2008年6月21日号特集「最強の読書術」が参考になると思います

*2:3.0ではEVERNOTEに入れて持ち歩く方法に変わっていますが、私はまだ非iPhoneユーザーなので