毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「自分に何が似合うか」を知る☆☆

おしゃれの手抜き』に続く、理論的なおしゃれ指南本。こちらも大人気で、図書館でやっと回ってきた。

 

前作を読んでからしばらく間があいたせいかもしれないが、すごい既視感。と思って自分のメモ*1を読み返したら、内容がかなりかぶっている。
買おうとしている方は、どちらかでいいですよ。

前作よりもさらに、“著者自身はどうしているのか”がくわしく書いてある。次シーズン、おしゃれの方向性を決めるために具体的に女優などをイメージし、アイテムを選ぶ方法。実際のワードローブアイテムも写真入りで掲載されている。

読みながら思ったのは、「これは著者の偏愛マップだ」だった。私はこれが好き!がずらりと並んでいる。だから、それに共感できる人は楽しめるし、そうじゃない人はうーん、になってしまう。ヒールは11センチ、色はグレーとカーキ、ニットはカシミアの透けるくらい薄いハイゲージ、といったアイテムはあくまで著者に似合うものであって、読者に似合うかどうかはわからない。
著者は自分のやり方を公開し、そこからそれぞれのやり方を見つけて欲しいと思って書いているんだと思うが、ちょっと押しつけられた感じが残る。

 

ワードローブを組み立てる時の順序や考え方、着ない服の理由、流行の取り入れ方、季節が少しずつ変わっていく時の色や素材の投入法などはヒントになった。
著者は自分に何が似合うかを徹底的に研究した結果、今のような風通しのいいワードローブが完成したという。まずは自分に何が似合うか、何を潔く捨てるかから始めるのがよさそう。

どちらか1冊と言われたら、私ならこちらを薦めます。
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*1:自分に必要なことのみコンパクトに要約しているので、ブログには載せていません