毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『若き数学者のアメリカ』挫折

齊藤孝先生があちこちで推薦している『若き数学者のアメリカ』。図書館で借りて読み始めたが、どうにも進まない。

何とか第1章まで読んでみたが、全然モチベーションが上がらないのだ。失礼を承知で言えば、「なぜこの本を読まなければならないのか、理由がわからない」というのが正直なところ。
少し読んだ感じでは、「理系にしては繊細な文章を書く人だ」という印象を持った。読めない文章ではない。でも、本当に「読む理由がない」としか言えないのだ。私が今二十歳なら読んだかもしれないが、「本は面白くなかったら途中でやめる勇気を持て」という意見を複数読んだので、ギブアップを選択。


しかも、齋藤先生はおそらくこの本の最も大事なシーン(と思われるところ)をくわしく紹介していた。これでは結果のわかっているミステリー映画と同じではないか。
先に読んだ『神の肉体 清水宏保』で同じ目に遭い、すごくがっかりしたのでそのせいもあるかもしれない。齋藤先生は「浜村淳さんの映画解説」*1と同じくらい実は危険かも。

齋藤先生の本の紹介記事を読む時はご注意ください。
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*1:関西ローカルネタですみません。浜村さんはストーリーを包み隠さず全部話してしまうので、映画ファンから恐れられていました