毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

未知の文具&新しい使い方が満載!☆☆☆☆

図解 奇跡の文具術
榎本 勝仁
青春出版社(2012/08/25)
¥ 500
家族が、文具好きな私のために榎本勝仁さんの新しい本を図書館で予約してくれていた。
何とたったの500円。どんな本だ、と思って読んでみたらシンプルだがイラストが入ってとてもわかりやすい、なかなか面白い本だった*1


榎本さんは塾の指導者なので、他の本は子どもの勉強向けの文房具の使い方を紹介したものだが、これは“大人も使える”がテーマ。
内容は知られざるアイテムや誰でも知っているものの意外な使い方、あっと驚く裏技まで多岐にわたっている。

特に目からウロコだったのは、最近よく見かけるチタンコートのはさみ。実はこのはさみ、よく切れるので1枚だけ新聞や雑誌を切り抜くのに使えるのだそうだ(くわしくは下のメモをご覧ください)。私は少し前に「1枚だけ切れる」という特別なカッターを買っていて、しかも使い方に苦労しているのでもう少し早く知っていれば…と残念。

また、あな吉手帳ユーザーさんへの素晴らしいヒントは、“パンチで穴を開ける前にその部分にセロハンテープを貼れば穴が破れにくくなる”だろう。以前「パンチ穴の保護シール」を紹介したが、これも不要になる。すべてにセロハンテープを貼ると分厚くなりすぎるが、長期間はさむものは試す価値ありです。


人によって「これは使える!」というものは違うと思うが、目からウロコのことが誰にでもいくつかはありそう。
文具好きの方はぜひ読んでみてください。
私のアクション:小型の読書灯を買う

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

「日付つきスタンパー」で自己管理(P26)

ToDoリストや手帳などに、やり終えたら「済」の文字が入ったスタンパーを押す。
(中略)
…内蔵のダイヤルで日付が変えられるタイプのものを選べば、いつ、その項目をクリアしたかも一目でわかるので、自分の行動記録を残すこともできる。

「小型の読書灯」を持ち歩く(P40)

土台が大きなクリップタイプの省電力LEDの読書灯を買えば、外でも使えて便利。
(中略)
家庭ではデスクやベッドで使えるし、ビジネスでは新幹線やグリーン車などで仕事をするのに重宝する。
(中略)
出先で災害に遭遇した場合など、万一の時には懐中電灯の役割も果たしてくれる。

新聞が快適に読める「クリップ」の意外な使い方(P42)

ボールペンやシャープペンシルについているクリップ。このクリップを新聞紙の中央にはさむ。
(中略)
手持ちの筆記用具のクリップを新聞に装着すれば、それだけでズレやバラけを防いでくれるのである。
このひと工夫で新聞さばきが、がぜん快適になる。

「不透明な定規」で細かい文字を読みやすくする(P44)

15センチ程度の不透明の定規を、細かい文字を読む際のスクロール代わりにする。
(中略)
たとえば、小さい文字がぎっしり詰まった書類を読んでいると、いつの間にか行を見失ってどこを読んでいるのかわからなくなったりする。
(中略)
これを防ぐためには、定規を行に沿って当てて読むといい。たったこれだけでグッと読みやすくなるし、集中力もアップするのだ。

2通りに使える「チタンコートのハサミ」(P68)

通常のハサミとしての使い方の他に、紙1枚だけを切り抜くことが可能。
(中略)
開いて1本の刃先で紙の表面をかるくなぞると、1枚だけに切れ目が入り、きれいに切り抜くことができる。

パンチで穴を開ける前にセロハンテープを貼る(P76)

穴を開けたい部分にあらかじめセロハンテープを貼ってからパンチすると、穴が破れない。パンチ穴用の保護シールの代わりになる。

印鑑の掃除は「結んだ輪ゴム」で(P119)

印鑑は使うたびに朱肉を拭いても長い間使い続けていると、文字と文字のすき間に粘土状になった朱肉が溜まってくる。
そこで輪ゴムに結び目を作り、新聞紙などの上に置き、文字を彫り込んだ部分をその結び目に押しつけて、上下左右に動かす。
すると、細かな溝に入り込んだ朱肉がゴムにくっついてきれいに取れる。印影が不鮮明になっていた印鑑もこれでくっきりとよみがえらせることができる。

*1:ただし、紙はおそらく漫画の単行本と同じものです