毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

10min.手帳2013を買いました(1)

カンミ堂 テンミニッツ テンミニッツ手帳 2013年1月始まり ネイビー A5 TM-3715
A5サイズ ※色はネイビーしかありません
¥ 1,470


今年前半使っていた10min.手帳。
体調不良が長引いて生活がまったく変わってしまい、無念の途中リタイア。なので、手帳の使いにくさが原因ではないのだが、使い勝手が今ひとつと感じるところもあった。

ところが、来年の10min.手帳は大幅に改良され、私の気になっていたところがほぼ全部改善されていたのだ。
うれしくなってつい買ってしまった*1
今日は普通に手帳として使う場合について。

●改善ポイント1 手帳が薄く、軽くなった
2012年版と2013年版の最もわかりやすい違いはその厚みと軽さ。
2013年版は紙があの薄くて丈夫なトモエリバー*2になったので、そのぶん手帳の厚みがびっくりするくらい減っている。

※左が2012年版、右が2013年版です。2012年版の上に載っているのがカバーについているToDoボード。
これなら広げても大げさにならないし、気軽に持ち歩ける。2012年のはかなりものものしく、システム手帳バイブルサイズくらいインパクトがあったのでこれはありがたい。

●改善ポイント2 曜日の長さがすべて同じに統一された
2012年版は週末が平日の半分の長さしかなかった。このため時間軸が機能しなくなっていた。週末仕事の人はもちろん、週末の方が忙しい人も多いので、これは「時間管理」をうたうなら当然の改良だろう。

●改善ポイント3 ウィークリーページに余白ができた
これは「ポイント2」とも関係してくるが、1日の幅をページの1/3から1/4に変更したため、余白が1日分できた。
この日にやると決められなくても今週のうちにやりたい、という長めのスパンの用事はけっこう多いので、そういう付せんをはるスペースがあるとぐっと使いやすくなる。

●改善ポイント4 時間軸が長くなった
旧)8〜22時
新)7〜24時
これだけあれば、夜勤や朝活などをのぞいてほぼカバーできるのではないだろうか。

●改善ポイント5 付せんの色がかわいくなった
まあこれは好みもあると思いますが。
2012年版は

  • やること…黄色
  • やりたいこと…オレンジ
  • アポイントメント…グレー

だった。これは月、太陽、石*3の色だったそうだが、私はどうもグレーを使う気にならず、いつも手帳を開いては気が重くなっていた。
2013年版はグッと明るくなり、

  • やること…黄色
  • やりたいこと…ピンク
  • アポイントメント…ブルー

になった。パステル調の色味なので見ても楽しいし、以前も書いたが紙の付せんと併用したい場合も色を揃えやすい*4
これなら、毎日手帳を開くのも楽しくなりそうだ。

●改善ポイント6 付せんに書ける筆記具の幅が広がった
水性サインペン、水性ゲルボールペンでも書けるようになり、油性ボールペンの書き味も向上。ペンを選ばなくなったので、使い勝手がかなりよくなった。
今まではこのために油性極細サインペンを持ち歩いていたので、うれしい改良だ。

●改善ポイント7 ココフセンとサイズが同じ
今年4月に出たココフセン・カード。クレジットカードと同じ大きさのカードにフィルム付せんを入れて使う(補充可能)という画期的な付せんだが、このSサイズが30分、Mサイズが1時間の付せんと同じ大きさなのだ。
3色以上に色分けしたい場合には重宝しそうだ。

●改善ポイント8 ToDoボードと手帳が別になった
2012年版はToDoボードが手帳カバーと一体になっていた。このため、週の後半が常に隠れた状態になり、ページもめくりにくく使い勝手が悪かった。
2013年版はToDoボードを独立させることにより、機動性が向上。ボードの裏面も無駄なく使えるので本当に便利になった。
※ToDoボードについては明日くわしく書きます


ただまあ、何かを優先させれば何かを失うのは仕方がない。
1.2012年版ユーザーはまた買い直す必要あり。
おそらく、“フルセット買えば翌年からは中身だけ買えばいい”という商品だったはずだが、サイズが変わってしまったので付せんももちろん使えないし、ToDoボードも新たに買い直さなければならない。
来年からデビューしようかな、とお考えの方はとてもラッキーです。
2.付せんが小さい…(特に長さ)。
前にも書いたが、この長さにこまごまとした用事をメモするのはかなり辛い。私は手帳とボードを通販で買ったのだが、開けてみてまず思ったのは
「老眼になったらアウトだな」
だった。そのくらい小さい。
「細かい作業がちょっと苦手」「予定は日々変わり、くわしくメモする必要がある」人は、ぜひ店頭でサイズを検討してからご購入ください。

でも、2012年版を苦労しながら使っていた人にとっては、満足度の高い改良になっていると思う。

*1:もちろん、あな吉手帳術用に“加工”するつもりで

*2:ほぼ日手帳に使われている紙です…11/12追記:ただし、「トモエリバー」と言っても微妙に違う場合もあるようです。こちらのブログで触れられています→♪「頑張らない」毎日♪――『ジブン手帳2012』を1年使ってみた!

*3:アポイントメント=動かせないというイメージ

*4:セリアの付せんがほぼ同じ色味です→http://d.hatena.ne.jp/yasuko-imageup/20120919/p1