毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

直感を信頼して「自分らしく」生きる☆☆☆☆

 

DVD付 直感力が高まる生き方

DVD付 直感力が高まる生き方

 

 

※図書館で借りたため、付属のDVDは視聴できていません*1

著者のウィリアム・レーネンさんは、スピリチュアル系の本が好きな人ならよくご存じだと思う。私はよしもとばななさんの日記*2で知ったのが最初だった。

実は、10年ほど前に彼のワークショップに申し込んでいたのに勘違いで受講できなかった苦い経験がある*3
それ以来特に本を読むきっかけもなく過ごしていたが、ふとこの本を読んでみたいと思い、図書館に予約したのが1年ほど前。ずいぶん待たされたが、今のタイミングで読めてよかった。

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スピリチュアル系のものが苦手な人にも、比較的抵抗なく読める本だと思う。
幸せとは“本当の自分を生きること”だという。そのためには自分の直感に気づき、受け入れることが大切。
今は自分の直感すらわからない、受け取れない人が増えているそうだ。

この本では、直感力を高める考え方やエクササイズが紹介されているが、著者の考え方に触れるだけでも肩の力が抜けて癒される。無理がなく、これならのびのび生きられそう、と感じるからだ。

ここでも「自分を大切にする」ということがくり返し語られている。これからは「健全な自分中心」がキーワードなのかも。
何となく人生に息苦しさを感じている人、考えすぎて疲れている人にとって、ヒントが見つかる本だと思います。
私のアクション:「自分はどう感じているか」を意識して過ごす


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

真の成功とは(P26)

あなたが「本当の自分を100%生きている」ということです。
(中略)
「人がどう思うか」「人に評価されたい」「よく見せなければ」ではなく、「自分が心地よいから、〜する」「楽しいから、〜を作る」という姿勢があれば、より自分らしい自分、リアルな自分を生きられます。

ゆるぎない真の幸せは「本当の自分を生きること」から(P27)

自分を愛し、尊び、信頼できること、自分に正直であること、自分で決断でき、才能と能力を発揮でき、「何があっても自分は対処できる」と知っていること。

私たちの7割は「本当の自分」ではない(P28)

…ふだん「自分だ」と思っている意識のうち70%は、あなた自身ではありません。それは、社会や家族、現在の状況に影響を受けたものです。「〜すべき」「〜であるべき」「〜であってはいけない」、こうした思考もすべて、そのあらわれです。

「直感力」を高めるには(P34)

1.「本当の自分」を知る
2.客観性を確立し、偏見をなくす
3.自分の意見を持ち、経験を引き寄せる
4.人の役に立つこと・楽しいことをする
5.自分にも人にも正直に生きる

決断上手になるには(P55)

「自分はどう感じているか」を常に意識していく…そういうフィーリングを尊べば、つまりあなたがあなたを尊べば、自分にとって適切な判断ができるようになります。
心地よい感じ、エキサイティングな感じがするものを選択することは、あなたに必要な経験を招いていきます。

考えすぎは心配につながる(P66)

心配はネガティブなエネルギーであり、あなたの役には立たないことを忘れないでください。

「自分の真実」に忠実に生きるようになると(P68)

他人に翻弄されなくなります。自分と自分の人生に心地よさと充足を覚えるようになるので、あえて「他人に理解してもらおう」「自分の才能や正しさを証明しよう」などと思わなくなってくるのです。いつの間にか、人がどう思おうと気にならなくなり、自由になれます。
それが自分の人生にフォーカスして生きる、ということです。

直感力をさまたげるもの(P93)

多くの大人たちが、「親や社会に思い込まされたものがすべてだ」と思って生きています。「今、自分が信じているもの」を超えたさまざまなことに、脳がオープンになっていません。これが、直感力のさまたげになっています。

人のことは気にしない(P104)

私がいつも思うのは「どうでもいい。その人たちが私を食べさせてくれるわけではないし、家事をしてくれるわけでもないのだから」ということです。

スピリチュアリティとは(P116)

「自分は誰か?」ということ(=本当の自分を知ること)、「自分そのままを最大限に生きる」こと、「自分と人をどう扱うか」ということだと、私は思っています。
それは、「自分はどう感じているか」に常に注意を払い、それを尊び、信頼することでもあります。

コンシャス・メディテーションでもよい(P143)

あるアメリカ人男性は、考えすぎたり、煮詰まったと思うと、編み物を始めます。編み物が好きなわけではないのです。集中することで思考から解放され、頭が空っぽになるからです。瞑想しているのと同じ状態です。
目を閉じて瞑想するのが不得意な人は、こんな風に意識がある状態での瞑想(コンシャス・メディテーション)でもよいのです。
脳が空っぽになれば、意識が拡大し、いろいろなことにオープンになり、より楽に生きられます。

人生の目的は、自分を尊ぶこと(P145)

それには、自分がもっと楽しめることをすることも含まれます。
あなたを本当に満足させられるのは、あなただけです。

ストレスや疲れをためないコツ(P163)

自分に自信がない場合、そのプライベートな自分は家に置いていきましょう。家を出る時に、
「私はプライベート・パーソナリティをここに置き、パブリック・パーソナリティになります」
アファメーションをいって、脳に伝えるのです。
2つのパーソナリティを使い分けると、帰宅してプライベート・パーソナリティに戻った時に、仕事のことを引きずって疲れずにすむようになります。
(中略)
感情移入しやすい場合は特に、この方法が役立ちます。
帰宅したら、素の自分、プライベート・パーソナリティに戻ります。
「今度は私がひとりの自分に戻る時であり、人に魅力的に接することなく、ゆったりとした素の自分に戻ります」
と言ってください。

楽しむことに罪悪感を持たない(P189)

楽しいこと、自分にとって心地よいことをしましょう。

シリアスに生きなくてよい(P190)

「ああ、私って、深刻に生きてて笑えちゃうなあ」と思えば、ふっと力が抜けて楽になります。

どんな問題があったとしても、人生は複雑ではない(P190)

ただ選択をすればいいだけなのですから。
手にした結果が好きになれないものだったら、また別の選択をすればいいだけです。
(中略)
人生に失敗はありません。正しい選択も間違った選択もありません。Aを選択しようが、Bを選択しようが、そこにはただ経験が待っているだけです。そして、どんなこともバランスの実現と成長のためにあるだけです。

*1:著作権法の規定により、DVDは貸し出しできないそうです。CDは大丈夫なのになぜ?

*2:公式サイト上で長く続いていたもの。今は月1回のエッセイに変わっているようです

*3:東京と大阪で両方開催されていて、うっかり手帳に東京の日時をメモしていました。もちろん参加するつもりで会場に行ったものの、1週間前にとっくに終わっていたのでした…