選挙が終わったから、というのではありませんが、先日面白い特集サイトを見つけたのでご紹介します。
10年後に何が食えるのか? プロと考える仕事の未来――東洋経済オンライン
ベストセラー『10年後に食える仕事、食えない仕事』の著者であるジャーナリスト・渡邉正裕氏さんと、藤原和博さん(リクルート出身/杉並区立和田中前校長)の対談。藤原さんの本は何冊か読んだことがあり*1、興味が湧いて読んでみたら、“これから日本はこうなる”とうのが非常によくわかる、面白い内容でした。
- これから電力消費量は減っていく
- 企業はどんどん海外へ出て行く
- 労働人口の半分以上は公務員・準公務員になる
- いくつかの仕事を組み合わせて新しい仕事を作る力が必要
- 年収200〜300万円でも暮らせる
などなど、お先真っ暗ではない話がいろいろ。もちろん、なぜそう考えるのかという説明もあり、海外との比較なども交えながら、とても説得力があります。読んでいくうちに「何とかなるかも」と思えるかもしれません。
特に私などは、“これからはこういう仕事が増える”というのを先取りしてやっていたので(いったん廃業という形にはなりましたが)、「へ〜、時流に乗っていたのか」とちょっとうれしくなりました。
すごいボリュームなので、お時間のある時にぜひ読んでみてください。
*1:このブログで取り上げたのはなぜか翻訳もの1冊だけでした→http://d.hatena.ne.jp/yasuko-imageup/20090321/p1