毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「紙1枚」にまとめるためのフォーマット☆☆☆☆

図書館の予約の関係で順番が前後したが、『必要な知識を15分でインプットできる速読術』に先駆けて出た本。

この本は「すべての仕事」を「紙1枚」にまとめる、というとても大きなテーマで書かれている。
一体どんな秘密が、と思って読んでみた。


◆目次◆
まえがき
第0章 紙1枚で整理するとはどういうことなのか
第1章 思考力・仮説力を磨き上げるSの付箋
第2章 インプット・アウトプットの効率を劇的に高める16分割メモ
第3章 本を1冊15分で読むキラー・リーディング
第4章 いらないものをシンプルに捨てる1枚引き継ぎマップ
第5章 会議時間を半分にするマッピング・コミュニケーション
第6章 言いたいことが誰にでも伝わる3つの型と1・2・3マップ
第7章 どんな相手も納得させる物語プレゼンテーション
あとがき

この本を通して得られるものは次の3つ。

  • モノごとの本質を見抜くシンプルな考え方をマスターできる
  • どんなこともシンプルに、わかりやすく人に伝えられる
  • 思いっ切り捨てることができるようになり、身の回りも整理整頓できる

(P7)

さすがは「すべての仕事」とタイトルに出すだけのことはある。仕事で必要になりそうな、「引き継ぎ」「会議」「プレゼンテーション」などのフォーマットが紹介されている。

Format1:3分間でどんな難題も整理でき、思考力や仮説力を磨く「Sの付箋」
Format2:電車の中などのスキマ時間でプレゼン資料が完成する「16分割メモ」
Format3:1冊15分で、本の内容をまとめてしまう「キラー・リーディング」
Format4:3tトラック1台分の資料を4畳半にスリム化した「1枚引継ぎマップ」
Format5:会議時間が1/2になる「マッピング・コミュニケーション」
Format6:企画書や報告書がロジカルに変わる「1・2・3マップ」
Format7:説得力のあるプレゼンができる「物語プレゼンテーション」
(P6)

フォーマットを使う前に、「整理」とは何かを理解する必要がある。この本では「第0章」でそれについてまず学び、その後それぞれのフォーマットの使い方、という流れになっている。
※「第0章」の内容は、一部下のメモにあります


著者が考える、物事を整理するためのポイントは「思考力」「応用力」「効率化への意識」。
この3つを意識しながらフォーマットを使って毎日実践することで、少しずつ「紙1枚にまとめる力」がつくという。

何もないところから作るのは大変だが、「紙1枚」という制限と、使える「フォーマット」があることで、それに当てはめていけばいいので、かなり作業をショートカットできる印象だ。


必要な知識を15分でインプットできる速読術』は、第3章が元になって書かれたものだということがよくわかる。『必要な知識を15分でインプットできる速読術』を先に読んでいれば、第3章は読まなくても大丈夫。


会議やプレゼンに関するところは、今の私にはあまり関係がないのでさらっと読んだだけだが、必要な人にとっては大きなヒントになると思う。
この方法を使えば、「ポイントを押さえ」「短くまとめ」「わかりやすく伝える」ができるからだ。


とはいえ、これはあくまでもツール。あとは地道に使い続けて自分の技にして行くしかない。

仕事に使いたい、膨大な資料などを簡潔にまとめたいという人には役に立つ本。
読書がメインなら、『必要な知識を15分でインプットできる速読術』がおすすめです。

私のアクション:考える時に「仮説」を立ててみる 

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

ダイヤモンドの4Cを整理整頓に置き換えると(P17)

・Clarity(クラリティ):透明度→仮説・見通しを立てる
・Color(カラー):色の違い→分ける
・Carat(カラット):重さ→重みづけ
・Cut(カット):ダイヤモンドの形状や研磨など仕上がり→削る・捨てる
つまり、
1.見通しを立て、
2.モノごとをカテゴリー分けして、
3.それぞれの重要度を量り、
4.最後に要らないものを捨てる

仮説を立てると仕事は速くなる(P28)

※いくら時間をかけてもプレゼンテーション資料がなかなかできない会社員時代の著者に、上司がたった15分で紙1枚に要点を整理。それをもとに資料を作ると1時間足らずで完成した。
著者の取りかかっていたプレゼンテーションが映画の「本編」とすると、上司がやったのは「予告篇」づくり。
予告篇があると物語の筋が見えるので、そこに必要な肉付けをしていくだけで簡単に資料が完成する。

仮説を立てる=見通しを立てる
問題や課題を整理するにも、出口が見えていなければ整理のしようがない。