毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

あとから活用できる手帳はこう書く☆☆☆

速攻で仕事をする人の手帳のワザ (アスカビジネス)
佐久間英彰
明日香出版社(2014/11/21)
¥ 1,512
そろそろ来年の手帳をどうするか、考える時期になってきた。
私の候補は2つ。どちらも、A5、方眼、11月始まりというポイントを押さえているので、あとは見比べて決めようと思っている。

その候補のひとつが何度も手にとっては敗退してきた「ジブン手帳*1
ウィークリーの文字フォントがどうにも好きになれなかったのが、今年から変更されたようだ。もともと3冊分冊なのは魅力的、と思っていたので一気に候補に浮上。

ちょうどタイミングよく、家族がこの本を借りてきた。表紙にはまったく出ていないが、実は「ジブン手帳」の作者の書いた本だったのだ。
ジブン手帳」がどういう手帳なのか、コンセプトがよくわかる本だ。


◆目次◆
はじめに
第1章 やっぱり紙の手帳!編
第2章 手帳は選べ!編
第3章 スケジュールの書き方編
第4章 プロジェクト管理編
第5章 メモ編
第6章 徹底活用編
第7章 人生編
第8章 手帳周り術編
おわりに

最初に書いてあるが、この本のテーマは「ジブン手帳」の使い方ではない。他の手帳でも使えるポイントが紹介してある。
とは言っても、ここに書かれたあれこれを全部取り入れたい、と思ったらジブン手帳を買った方が早いのも確か。

著者の考え方は明快だ。「あとから活用できる情報を貯めるもの」、それが手帳だという。だから、天気も書くし、食べたものも記録するのを勧めている。


面白いと思ったのは、「手帳のルールは片づけと同じ」ということ。
つまり、「(片づけ)置き場所を決める=(手帳)どこに何を書くか決める」のルールを作ってしまえば、毎日きちんと書けるようになる、という考え方だ。
ジブン手帳」は好みが分かれる手帳で、好きじゃないという人はだいたい「自由度が低い」ことを理由に挙げる。
でも、逆に言えば、天気の欄、今日の気分の欄、食事メモの欄があることで、忘れずに記録できるということでもあるのだ。
そういう考え方は今までしたことがなかったので新鮮だった。


ジブン手帳を今年また候補に入れたのは、こちらのブログがきっかけだった。
藍玉スタイル――ジブン手帳の使い方 Category

この中のある記事で、著者のトークショーの内容と、ジブン手帳の記入例ページが紹介されているのだが、そこで面白いと思ったことがこの本でもくわしく説明されている。

  • マンスリーページを「3行日記」にしてしまう
  • 理想の1週間の時間割を書いてみる


また、手帳だけではなく、著者が実践しているプロジェクトの進め方や、タスク管理・実行方法も載っているのでお得感があった。


残念なのは、面白い本なのにいろいろと詰めが甘いこと。あれだけ売れている手帳の作者が書いた本にしては地味すぎる。それに、巻末に便利な文房具などが紹介されているのだが、品番や価格が載っていない。
出版社が実用書メインのところなので、限界なのだろうか。

ジブン手帳を買う前に、読んでおくと参考になります。
私のアクション:マンスリーで3行日記を書く

関連記事
読書日記:『ゼロから始める手帳活用術』※美崎栄一郎さんの本
手帳術・私の変遷


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

手帳は、あとで活用されてナンボ(P2)

予定だけでなく、結果まで書き、時々見返し、またそれを次に活かす。そこまでできて初めて手帳。活用されない情報は「ない」も同然。

部屋の整理整頓と、手帳の整理整頓は同じ(P3)

(ものを片づけて整然と生活できるのは)、ルール化されているからできること。置き場所が決まっているので、使い終わったらすぐにどこに片づけていいかわかる。
手帳も同じ。どこに何を書くか決めておけば、1年後に手帳を見てもすぐに思い出せる。

予定は矢印、結果は枠で囲む(P70)

予定時間は上下矢印で書いておき、あとで実際にかかった時間を蛍光ペンで囲む。こうすれば、予定よりも長くかかったことが可視化できる。

プロジェクト/ゴールに向けてタスクを決める(P82)

付せんに、ゴールに向けて何をすべきか1枚にひとつ、思い浮かぶ限り書き出す。できるだけ細分化する。
「いつまでに、何をしなければならないのか」「どれくらいかかるのか」「誰が責任者なのか」など。
その中には、自分の作業だけでなく、他者への作業も含まれる。「いつまでに誰に何を発注するか」「その人が作業を完了するのにどのくらいかかるのか」など。

次に、付せんをつなげる。この時、注意する点として、他の作業と並行作業できるのか、それとも他の作業が終わってからでないとすすめられない直接作業なのかを意識しながらつなげる。
できあがったら、その通りにガントチャートに記入する。

付せんを使って「ToDoリスト」の実行力UP(P96)

やるべきことを書き出し、優先順位をつける。
リストを付せんに1枚1件ずつ書き出す。手帳やPCに、優先順位の低いものから順に重ねて張り、最終的に優先順位の高いものしか見えないようにする。終わったら1枚ずつめくってタスクを処理する。

思い出せないメモに価値はない(P106)

思い出すために「人」と「場所」を書いておくとよい。
・誰と一緒にいた時に書いたメモなのか?
・誰から聞いて書いたメモなのか?
・どの雑誌に書かれていたことか?
・どこで書いたメモなのか?
などなど。

理想の1週間の時間割を考える(P150)

使っていないウィークリーページに書けばOK。
7日間全部が理想だが、むずかしければまずは平日/休日から。

理想を一度可視化することで、実際の行動も少しずつ修正される。

*1:A5にはなっていますが、ちょっと細かったような…