毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

短いスパンで引き寄せトレーニング☆☆☆

読める機会があるといいなあ、と思っていたらその後この本が出ていて、知人のご厚意で貸していただいた。
この本は、ブログで実践した「引き寄せ」のやり方を公開したものだ。ワクワクしながら読んだ。

すぐ読めるボリュームだが、初めて知ったことや、初めて理解できたことがたくさんあった。

 

◆目次◆
プロローグ こうして人生は変わりはじめる!
第1章 うまくいかないのはこんな理由があった!本当の「引き寄せ」のヒミツ
第2章 カンタンなのに成功しやすくなっていく!「感じ方」のトレーニング方法
第3章 ポイントは“今”ではなく“近い未来”『3日後「引き寄せ」日記』のつくり方&使い方
第4章 想像もつかない良いことが次々と現実化!「3つのノート」で人生が変わる!
おわりに 現実は必ず変えられる。未来は自分で創ることができる。

気になるのは、「なぜ3日後?」ということ。
これは、5年、10年といったそんな先のことはイメージできないよ、という人のために、まずは3日後をイメージしてみましょう、というもの。
私も長いスパンで計画が立てられないタイプなので、この提案はありがたかった。
3日より短くてももちろん大丈夫。たとえばその日の朝に「夜にはこんな状態になっている」とイメージすることから始めてもいいそうだ*1

先に読んだ『すべての望みを引き寄せる法則』で読んで驚いた、「自分の今の気分に合うものしか受け取れないので、いいものを受け取りたければ、今の自分がいい気分でいることが重要」「イメージするだけでなく、自分が得たい感情を込めることが大切」ということがこの本にも書いてあった。
やはり、先取りして実現した気分を味わうのは大きなポイントなのだ。

 

だったら今が悲しい気分だったり、絶望的になっていてとても楽しい気持ちになれない、という人には引き寄せは無理なのか、と思いそうになるが、Happyさんの提案はシンプルだ。
今がネガティブなら、無理してポジティブにならなくていい。まずはネガティブな自分を認めて受け入れましょう、というところからスタートすればいい。

自分が放射したのと同じエネルギーが返ってくるそうなので、今の気分に合うものしかやってこない。
だったら、「不安・恐怖・罪悪感・自責」といったネガティブなエネルギーを手放すのが先なのだそうだ。だから「今はこれで、まいっか」と開き直りでも思ってしまう。そうして自分を「安心のエネルギー」の状態にする。
そこで初めて、イメージングの効果が出るという。

ネガティブから一気に逆転を狙っても、結果は出にくいことがよくわかった。今の自分の気分をよくする方が先なのだ。

 

私がこの本で一番衝撃を受けたのは、「引き寄せるのは現象や物質ではなく、その時(=未来のある時点)の思考」という言葉だった。
あれがほしい、ここに行きたい、こうなりたい。たいてい引き寄せたい対象はものや出来事だ。でも、フォーカスするのはそこではなく、「そうなった時の自分の思考」なのだという。
ああなるほど、だから叶わなかったのか、と最近行きたいコンサートのチケットが連戦連敗中の私は納得した。「チケット」や「コンサート会場にいる自分」をイメージするのではなく、「それが実現した時の自分がどんな思考でいるのか」をイメージした方がよかったのだ。

究極の目標は、「未来不安型」の思考グセを、「未来希望型」に変えることだという。そのためのツールが「3日後引き寄せ日記」なのだ。
思考パターンが「未来希望型」になれば、自然といろんなことが叶うようになるというから楽しみだ。

 

薄い本でイラストも多いので、“内容が薄い”というレビューもあるが、実践してきた人の言葉はやはり貴重だし、力強い。
こういう本はたくさん出ているし、相性もあると思う。
私はHappyさんのブログを読んでいないので、最近の変化に関することはよくわからない*2
ただ、この本の内容だけに絞って言えば、「引き寄せの法則」を試してみたけどダメだった、という人や、むずかしい本が多くて読めない、という人には価値ある本だと思います。
ピンと来た方は読んでみてください。

私のアクション:まずは「翌日」の日記から書いてみる*3
■レベル:守


次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

book.yasuko659.com

 

 

*1:私も最初は「当日夜の日記」から書き始めました

*2:アマゾンのレビューで評価が低い原因は、本の内容そのものよりも最近展開しているビジネスに関してのようです

*3:何日かやってみましたが、確実に効果はあります→ただし、あとで読み直したら「答合わせはしない」とありました。夜に答合わせするのが楽しみだったので反省…。「叶うまでにタイムラグがある」ということに慣れておいた方がいいからだそうです