毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

人がほめてくれないなら、自分でほめればいいじゃない!☆☆☆☆

調べてみたところ本が出ていると知り、さっそく借りて読んでみた。

ありそうでなかなかない、斬新な本だった。


 

◆目次◆
はじめに
第1章 「自分ホメ」で、100パーセントの私になれる!
第2章 「自分ホメ」で、自分を高める最初の一歩
第3章 どうすれば、「ホメ所」を見つけられるのか?
第4章 「自分ホメ」で、苦しい場面を乗り越えるコツ
第5章 毎日が楽しくなる、「ちょっとした工夫」
第6章 「自分ホメ」で、疲れた心と身体をいやす
おわりに
参考文献

脳には、ほめ言葉も「報酬」として受け取る働きがあるという。
それなら、人からのほめ言葉だけではなく、自分で自分をほめても同じ効果があるのでは?というのが「自分ホメ」の基本的な考え方。

自分で自分をほめるとさまざまな効果が期待できる。
自分のことが好きになるし、セルフイメージも上がるそうだ。結果として、健康になるというメリットも。

 

「自分ホメ」のステップはとても簡単。

1.ネガティブな感情を受け入れる…後ろ向きな感情も含めて、今の自分を認める
2.パワーアップスイッチON…手首などに「自分をパワーアップさせるスイッチ」となる部分を決めておき、元気を出したい時に触れる
3.肯定的な言葉をかける…自分を励ます言葉や、望ましいイメージを描写する言葉を自分にかける
『持ちすぎない暮らし』P97より。※解説部分は要約しています

印象に残ったのは次の「心がけ」だった。

<自分ホメの心がけ>
1.自分に「禁止命令」を使わない
2.取るべき行動を明確にする(P53)

どちらもとても大切なことだが、なかなかできない・続かない。
常にこれを頭に置いておけば、前進できそうだと感じた。

 

著者はプロコーチ。
この本は「自分をホメる」というメソッドを軸に、さまざまな生き方のヒントがつまっている。
効果的な自己紹介・自己開示の方法から、人間関係の改善、人生の使命の見つけ方まで盛りだくさんだ。

個人的には第5章の「毎日が楽しくなる、『ちょっとした工夫』」が新鮮だった。
特に、「おしゃれは効果的な自分ホメ」にはドキッとした。
清潔できちんと見えればいいや、という身だしなみレベルにだんだんなってきていたので、ちょうどいいきっかけになった。もう少し、自分に手をかけようと思った。

 

「自分をホメる」プロセスは誰でも簡単に取り組める上に、この本1冊でたくさんのヒントが受け取れる。
多くの人の「きっかけ」になる本だと思います。
ピンと来た方はぜひ読んでみてください。
私のアクション:朝起きた直後&寝る前に自分をホメる習慣をつける
■レベル:守


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