私たちの脳はお金だけでなく、人からホメられることも「報酬」として認識している(P16)
自分を否定していると、「意地悪オーラ」をまとうことに(P25)
人生を変える第一歩は、自分を好きになること。
最短距離で「こうありたい自分」に近づくコツ(P56)
これからやるべきことを自分に言い聞かせる時も、「自分が望んでいるのはどんな状態なのか?」「そのためにはどうすればいいのか?」と考える。そして、そのために取るべき行動を、自分自身に語りかける。
行動する時の意図を明確にする(P71)
例)「私は自分の行動を通じて、人を喜ばせよう」と意図して会話する
そうすれば、何をしても迷いがなくなる。「私は人を喜ばせようとしている」と思うと、おのずと「自分ホメ」もしやすくなる。
もし失敗しても、意図がわかっているので不必要に自分を責めず、論理的に振り返れる。
足で弾くピアニスト、リュウ・ウェイさんの言葉(P72)
※10歳の時に事故で両腕を失い、水泳に打ち込んでパラリンピックを目指すも、直前で脚に難病が発生、あきらめることに。
その後、19歳でピアノの練習を始める。
「僕の人生にはふたつの道がありました。死んだように生きる道、そしてもうひとつは死に物狂いで光り輝く道」
「人生を悲しいと思えば悲しい人生になり、幸せな人生だと考えれば幸せな人生になります。いま僕はとても幸せです」
朝起きた直後と寝る前に、「自分をホメる習慣」を身につける(P78)
気持ちよく眠れるし、すがすがしい気分で1日が始まる。
未来を輝かせる3つの習慣(P91)
1.ポジティブで、いつも楽しそうな友人とつき合う
2.「こんなことをやりたい」「こうありたいなぁ」と妄想する時間を持つ
3.「今後のビジョン」実現に向けて、一歩踏み出す習慣を持つ
「あれがしたい」「こうありたい」とイメージが浮かんだら(P94)
どれだけ荒唐無稽なことでも、「そのために何をすればいいのか?」と考える。
その行動を「自分ホメ」で心に承認すれば、気軽に最初の一歩を踏み出せる。
誰かにホメてもらえたのなら、その言葉を素直に受け取って、「心のお守り」にしよう(P106)
鏡に映る自分に向かって、そのセリフを言う。
そうすれば、ホメられた時の気持ちが戻ってくる。さらには、そうした自分になるように、自然に前向きになる。
他人からの称賛の言葉を覚えておくと、「自分ホメ」のバリエーションも増えていく。
悪口は「フィードバック」と考え、これからの参考にする(P111)
企業によっては、お客さんの本音を聞き出すために、莫大な費用を費やして調査している。
人に何か言われるというのは、この聞き取り調査を、タダでできるようなもの。
おしゃれを意識することは、とても効果的な「自分ホメ」(P160)
ファッションに気を使うと、それだけで自分に自信が持てる。
本当にすごい人を見極めるポイントは、「言行一致」しているかどうか(P168)
言っていることとやっていることが一致していたら、本当に信念を持って物事に取り組んでいる、と判断できる。
ホメることは「あなたを認めています」ということを伝えるコミュニケーション(P181)
つまり、著者の定義するホメるには、「ありがとう」という感謝の言葉も、「お疲れさま」といったねぎらいの言葉も含まれている。