毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

成功する人は考え方が違う☆☆☆☆

※ [Kindle版] はこちら

ネットで見かけた本。タイトルに惹かれて図書館で予約し、読んでみた。
自分の弱点を突きつけられた気がして、かなり痛い読書になった。


◆目次◆
まえがき
第1章 まずは、根本的に自分を変えてみよう
第2章 時間を圧縮し、濃密にすることで生産性を高める
第3章 迷わず、躊躇せず、すぐやる!
第4章 不自然さのない「続ける仕組み」を持つ
第5章 もっと人間関係は割り切っていい
第6章 結局、環境によって達成の速さ、成果の大きさが決まる
終章 新しい自分で迷わず前進していい
あとがき

著者・井上裕之さんは北海道・帯広で歯科医院を経営しながら、多くの著書を出版。講演などで広く活躍されている。
タイトルから「日々のタスクをいかに無駄なくやるか」といった、実務レベルの本かと思ったが、さにあらず。成功する人とそうでない人の違いに焦点をあて、「どうすれば成功できるか。そのためにどう行動すればいいか」を説いた本なのだ。


サブタイトルの「4%」とは、著者の実感する成果を出せる人、成功する人の割合だそうだ。
以前、土井英司さんの本(メルマガかもしれません)でも同じような数字を見たことがある。
本を読んだり、講演を聞いて、それを行動に移す人は2割くらい。
そして、それを続けて自分のものにする=結果を出す人は、さらにその中の2割だという。
100人のうち20人が行動に移し、さらに結果が出るまで続けるのはそのうちの20%なので、わずか4人。


著者は、96%の人は成果につながらないがんばり方をしている、と指摘する。

 思い切って言いますが、4%の人がやることは成果につながり、96%の人は成果につながらない行動をしていると考えるべきです。
 つまり、96%の人は、成果が出ないことを一生懸命やっているということなので、非常にもったいないのです。
 そこで、「96%の人がやっていることをやらない」「4%の人がやっていることをやる」というルールを守りましょう
(中略)
 4%のやってのける人と、96%の達成できない人では根本的に考え方が違い、従って行動が違うのです(P3-4)。

96%の人にならないために、4%の人がどう考え、どう行動してくれるのかを教えてくれるのだ。


結論から言うと、この本に書いてあることはほとんど本当だと思う。私は一時期さまざまなセミナーに高いお金をつぎ込んで参加し、一流と呼ばれる人たちとも交流させてもらった。その時に見聞きしたこととほぼ同じことが書いてある。
何十万、何百万も払わなくても、この本を読めばエッセンスは学べる。そういう意味で、非常に価値のある1冊だと思う。

ただし、そういう世界をちょっとのぞいた人間からすれば、4%の人の行動はサブタイトルにあるように「誰にでもできる」とは思えなかった(誰にでもできるなら、私もきっと成功していますよね)。
私の場合は、勇気を出してもっと飛び込んでいくとか、もっと積極的にいろんな人とつながりを持つ必要があったのだろう。

成功には人との出会いが不可欠なので、さすがにこの本を読んだだけでは出会いは得られないが、それ以外のことはほぼ学べる。
この本を読んで4%の人の行動をしていれば、出会いだって得られるかもしれない。


成功する人はこんな風に考える、というところが一番面白かった。
中でも「周りの人に批判されたら自分が成長している証拠、と思おう」というのは衝撃的だった。
周りの人に批判されたら、ついついそれに合わせてしまうが、それは96%の人のとる行動。4%の人が言ってきたのでなければ、無視していいそうだ。
そこで言うことを聞いてしまったら、あなたも96%の人から抜け出せないから。
それはいわゆる同調圧力。「嫌われる勇気」はここでも役に立つのだ。


間違った方向に努力するのを避けるため、ぜひ読んでみてください。
Amazonブクログのレビューは点数が低いものが多いですが、これもたぶん96%の人の意見だと思われます。
私のアクション:セミナーでも結局作れなかった「ミッション」「ビジョン」を決める
■レベル:離 普通じゃないので。

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