『バシャールのワクワクの使い方・実践篇』を買った時、はさんであったリーフレットでタイトルを見て、興味を持った。
たまたま知人が持っていたので、ありがたく借りて読んでみた。
シンプルで面白い本だった。
◆目次◆
プロローグ
1 「引き寄せ」に関するたくさんの誤解
2 クヨクヨさんって、どんな人?
3 イライラさんって、どんな人?
4 ニコニコさんって、どんな人?
5 慣れたゾーンから抜け出そう
6 宇宙カメラマンと引き寄せの関係
7 引き寄せのルール
8 もっと気楽になるための思い込みの外し方
9 引き寄せリバウンドを回避する
エピローグ
おまけ 引き寄せMAP
著者のプロフィールはこちら(この本の出版社・VOICEの個人セッション紹介ページ*1。この本の内容も出ています)。
簡単に言うと、著者は「引き寄せ」について30年以上研究・実践を続けてきた人のようだ。
この本はパラパラめくればいい、むしろ読まずに眺めてください、という構成なので文章が苦手な人にもとっつきやすい。
イラストも著者が描いているので、手作りっぽくて親しみがわく。
でも、書いてあることはとても奥深いと感じた。
引き寄せのプロセスは3ステップあるという。
「クヨクヨさん」→「イライラさん」→「ニコニコさん」*2と変化する。
「クヨクヨさん」はわかる。どうせ私なんて、と自己卑下ばかりしているタイプだ。
「ニコニコさん」もわかる。ゴールイメージはここだろう。
――間に「イライラさん」?不思議に思いますよね。実は、これがこの本のポイントなのだ。
「イライラさん」はがんばりすぎている人、とも言える。少なくとも、「クヨクヨさん」よりはエネルギーがあるのだ。がんばっているのにうまく行かないので、イライラして他の人に当たったりするのだそう。
「イライラさん」がニコニコさんになるには、がんばりすぎるのをやめて、「SOS」を発信できるようになること。
耳が痛い。
「ワクワク」はいろんな本で出てくるが、ついつい肩に力ったり、難しく考えがち。
でも、この本だとワクワクもとても簡単。
ワクワクには一貫性だってなくていい。
…今日はワクワク歌って、明日はワクワク“サイクリング”に行って、明後日はワクワクゲームや宅飲みをしたって気にしない。ワクワクすることが、儲けになったかとか、「ステイタス」につながったとか、社会的な側面について考える必要はない。
ただ、取り組んでいるその瞬間に、
「自分の心は満ち足りているか?」と質問してみるだけでいいんです。
どう?
これならできそうでしょ?(P26-27)
著者によると、「引き寄せ」をする上で心がけて欲しいポイントは次の2つ。
まず1つは、「ひらめき」を得ること。
(中略)
2つ目は「行動する」こと(P30,32)。
自分の力だけで何とかしようとすると、心に余裕がなくなり、ひらめきを得られなくなってしまう。
そして、「引き寄せの力」を信じるあまり、祈ったり願ったりしているだけで行動しなくなる人が多いのだそうだ。
これまた、耳が痛かった。
パラパラめくって気軽に眺める方が、実は潜在意識に入りやすい、と聞いたことがある。
高校時代、歴史の流れなどを頭に入れるために参考書マンガをよく読んだが、それに近い印象を受けた。
本を読んだけどちっとも引き寄せられない、という人、もともと本が苦手な人はもちろん、あれこれ読み過ぎてわけがわからなくなった、という人にもおすすめです。
私のアクション:「5つのエネルギー漏れ」を起こしていないか、毎日チェックする
■レベル:破
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。
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