毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『「繊細さん」の本』メモ  

【お断り】内容を損なわない程度に表現を変えているところがあります。ご了承ください

■繊細さんに必要なのは、「気にしない」という言葉ではなく、気づいたことにどう対処したらいいのかという、具体的な対処法19-20

■自分にとって「いいもの」を感じるのも「痛い・つらいもの」を感じるのも、同じ繊細な感覚25

■いいものをたっぷり感じて元気に生きるには、自分が進む道を自分で選ぶことが本当に大切です。実生活で言えば、職場や仕事、休みの日を一緒に過ごす相手、暮らす部屋などの「環境」を自分で選ぶということ26

■繊細な感覚をコンパスに自分にとっていいもの・悪いものを見分け、自分に合う人間関係や職場環境に身をおく。 「私はこれが好き」「こうしたい」という 自分の本音をどれだけ大切にできるかが勝負どころ27

■感じる力が強いゆえに、未来のリスクや手戻りが発生しそうなことに気づく。気づいたからには対応する。他の人は、キャッチする情報が少ない分、繊細さんほどには気づかないため、はたからみて「細かすぎる」「気にしすぎる」と完璧主義に見えてしまう
(中略)
繊細さんが、まわりの人よりもささいなことに取り組む傾向にあるのは確かですが、それは完璧にこなそうと思っているわけではなく、ただ「気がついたから対応しているだけ」「リスクを防ごうとしているだけ」。完璧主義とは別物37

■考えすぎて動けないとき、合言葉は「ベストはさておき、とりあえず!」で前に進んでみてください42

■繊細さんが元気に生きるには、自分の「こうしたい」という思いを大切にし、「こんなにわがままでいいのかな」と思うぐらい積極的に自分を優先していく 必要がある48

■相手の感情であれ仕事の改善点であれ、「気づいたことに半自動的に対応し、振り回されている」ということ…繊細さんが元気に生きるためには、この自動応答を切ることが必要です。気づいたときにわずかでも踏みとどまって「私はどうしたいんだっけ?」と自分に問いかけ、対応するかどうか、また対応するならその方法を、自分で「選ぶ」ことが必要52-53

■まわりのニーズや世間の声にとらわれやすい繊細さんが元気に生きるためには、なによりもまず、「私はこうしたい」という自分の本音に耳を澄ませる必要がある54

■「こうしたい」という本音をキャッチし、自分の本音を大切にすることで、繊細さんのつらさはどんどんラクになり、見違えるように元気に
(中略)
…共通していた変化は「人といても、自分のままでいられるようになる」というものでした。素の自分を出し、のびのびと過ごせるようになるのです54-55

■感覚を麻痺させるということは、「嫌なものや痛いものは感じにくくなるけれど、同時に、生きていく上での喜びやときめきも感じづらくなってしまう」こと62

■一時的に対処しなければならない時も、感覚を閉ざすのではなく、ストレスのもとになるさまざまな刺激を「まずはモノで防ぐ」こと。そして、最終的には感覚を閉ざさずに済むよう、ストレスの大きな場所や相手とは距離をおくことが必要62

■あたたかい人間関係を作るには、苦手な相手をきちんと嫌って遠ざけることが必要です。好きな人との関係を密にし、嫌いな人を遠ざける。「キライ」と一見ネガティブな感情であっても、自分の本音をそのまま肯定することで、自分に合った自然体でいられる人間関係ができていく110-111

■相手の話を聞いていて疲れを感じたら、その人はテレビ画面の向こうの人だとイメージしてみてください。相手の「聞いて!」という要求につかまっていた状態をすっと抜け出て、金縛りが解けたかのようにラクになります119

■相手の感情が強いときは、自分と相手のあいだに、あの分厚くて透明なアクリル板をおろすのです。もちろん心の中でイメージするだけですが、それだけでも効果バツグン。相手が何を言っても、自分は安全。相手のエネルギーを浴びることはありません119

■重要なものをひとつだけ選ぶ165
すべてに順番をつけなくていいから、 絶対に今日やらなければならない大切な仕事を、ひとつだけ選びます。そして、やる。 電話やメールや会議で中断しても、またその仕事に戻り、終わるまで、あるいは 目処 がつくまでやる。

終わったら、次に重要な仕事をひとつ選んでとりかかる。その繰り返しで1日を進めるのです。

■ときには「気づいても対応しない」という選択も必要です173

■不機嫌な人のそばで動揺したら、不機嫌な相手をケアするのではなく、穏やかな人と話す、女性ならハンドクリームを塗るなど、 自分をケアする行動をとってみてください185

■「人は、自分のままで生きると元気だ」208
繊細さんにとって繊細さは、自分を構成する大切な一部分。繊細さを「いいものだ」と受け止めることは、自分を「いいものだ」と肯定することにつながります。