毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『女子の人間関係』メモ

「女」でない女性として職場に居続ける(P95)

…BさんとCさんの対立が目に入らないように振る舞うというのもそう。また、BさんとCさんそれぞれと仕事で接する時に、一人の個人として尊重する姿勢を常に維持するとよいだろう。「どちらが選ばれるか」「誰が味方で誰が敵か」というサバイバル生活を送っている二人に、人間として誠意を持って接することによって、小休止を与えてあげる。

陰口に意味を認めない(P98)

傷ついた人たちが、「安全」な場所で、それぞれの傷を正論風に語っているだけの話。
仮に自分が陰口をきかれているとしても…「自分が言われている」ととらえることは、陰口に巻き込まれるということになる。

陰口=「癒されていない人の痛み」ととらえる(P100)

陰口とは心に傷を負っている人がするもの。「女」を癒す、という趣旨から考えても、「陰口はやめようよ」などと批判的なことを言うのは方向性が違う。
「○○さんについての話」として聞くのではなく、「癒されていない人の痛み」について聞く、という意識を持つとよい。…○○さんについては何も言及しない、相手をねぎらうだけの表現が安全。

ちょっと変わった人になる(P124)

ポイントは「さびしい人」ではなく「変わった人」になるというところ。自分にとっての自然体は何であるかをよく知って、その通りに生きることができている人、という意味。これは「女」の対極にある存在だと言える。
「ちょっと変わった人」になるのは簡単。何かに誘われたら、極めて愛想よく「ほら、私、そういうの苦手だから」「ほら、私、変わっているから」「ほら、私、空気読んだりとか苦手だから」と断ればよい。「相手が断られた」のではなく「自分が変わっているから」という雰囲気を前面に出せば、嫌な気持ちを抱かれるリスクもぐっと減らせる。何よりも否定されるのが嫌いな「女」は、自分が否定されたわけではなく相手が変わっているのなら仕方ない、と受け入れやすくなる。