毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

[読書日記]日記のすすめ 日記で人生はもっと楽しくなる!!☆☆☆☆  

※ [Kindle版] のみ

この本を知ったきっかけは、著者「ゆうびんや」*1さんのブログにたどり着いたことから。
少し前、「デジタルで日記を書くなら、やっぱりEvernoteしかない!」という結論に達した私。使いやすい日記アプリはないかとネットをさまよっていたら著者のブログへ。
log-is-fun.com

ゆうびんやさんの勧めるアプリは、私が探しているものとはちょっと違っていたので、残念ながら選ばなかったんですが、ブログの内容が面白くて読みふけってしまいました。

その中で、著書も出ていることを知りました。Kindle Unlimitedで読めるというので(上のリンクをクリックしてください)、ちょうど無料お試し期間中の私、喜んで読んでみました。
いろいろと発見の多い本でした。


◆本の目次◆
はじめに
1.日記の効果
日記で感情を取り扱う
幸せのロングテールを知る
休日終わりに憂鬱にならないための日記
日記で幸せへの第一歩を踏み出す
日記をパートナーにして夢に近づく
コラム:日記で自分は変われる、変わると知る

2.日記を始める
手軽に始めるなら一行日記
五行日記で一行日記からさらにレベルアップ
自分の現状に不満があるなら感謝日記を書いてみよう
WOOP Diaryで目標を達成しよう!
誰かと一緒に書くことで日記はもっと捗る
文章以外でも日記は書ける
コラム:私の日記遍歴

3.日記を続けるコツ
1日、2日忘れても気にしない。今日からやる。
量は気にしない
自分にあった書き方にカスタマイズする
できるときに書く
日記を書くまでのハードルを減らす
書けた日と書き始めた日を数える
書く項目を決めておく
日記を読み返す
コラム:サジェスト日記

4.日記を読み返そう
どのぐらい前の日記を読み返すかで効果は変わる
日記を読み返し続けることで一つ上の視点を持てる
まずは読むことを楽しもう!
自分マニュアルを作ろう

おわりに

いろいろな日記の書き方が一目瞭然!

この中から、自分に合うものを探せばいいので簡単です。
また、使うツールもアナログかデジタルか、メリット/デメリットも含めてどちらも言及されているのでわかりやすい。

  • 一行日記
  • 五行日記(スマートノート方式)*2
  • 感謝日記
  • WOOP Diary
  • 家族や誰かと書く
  • 文章以外でも日記になる

 ・ マインドマップ、ToDoリスト、または合わせ技
 ・ 写真にコメントを添える

こう考えてみると、「夜、机に向かって書きつづる」という日記のイメージに縛られなくてもいいことがわかり、ハードルが下がりますよね。
個人的には、このリストに小林弘幸先生が提唱する3行日記*3も入れてほしいところです。


この中で特に面白そう、と思ったのはWOOP Diary。

WOOPとは    
Wish   願い  
Outcome   結果  
Obstacle   障害  
Plan   計画
の頭文字をとった言葉です (345-347)。

※WOOPについては、この記事がわかりやすいと思います。
【WOOPの法則とは?】精神論はもう古い?現実的な目標達成を目指せ | 勤怠打刻ファースト

これを日記に応用したのがWOOP Diary(著者考案)。
毎朝この4つの項目について書き、夜または書きやすい時間に日記を書く。その後振り返りを行うことで、目標に近づける。

さらに、しばらく続けたあと「まとめて振り返ると自分の夢や目標が見えてくる」というメリットも。
繰り返して書いているWishやOutcomeをまとめて見ると、「自分が何をしたいのか」「どんなことを重視しているのか」が見えてくるそうです。

自分にとっての幸せがわかる

自分が何を幸せに思うのか、意外にわかっていないもの。日記を書き綴ることで、それが見えてくるそうです。

1日の終わりに思い出せるのは、脳の構造上、その日の大きなできごとか、その日最後に起きたことになってしまう。
休日の終わりになりがちな「今日も何もできなかった…」を防ぐには、小さな喜びやささいなことを書いておくことがポイントだといいます。
それが「幸せのロングテール」(著者考案)。

ロングテールとは、本来はネットショッピングなどで売れ筋商品以外のものも幅広く取り揃えることで、売上を取りこぼさないことを指す用語です。以前はAmazonについての記事などによく見られました。
ロングテール - Wikipedia
↑グラフを見れば、しっぽ(=テール)という意味がわかると思います。

自分の1日を振り返る時も、自分の記憶に頼ると「80%を占める大きな出来事」しか思い出せませんが、日記を書いておけば、ささやかな幸せやうれしかったことを残すことができる。
これって村上春樹さんがエッセイで書いていた小確幸(「小さいけれど確かな幸せ」の略)のことですよね。

自分にとっての幸せを蓄積できると思えば、日記を続けるモチベーションになります。

読み返してまとめる=「自分マニュアル」が作れる!

一番驚いたのが「日記を読み返す大切さ」。日記を読み返すなんて、わざわざやるものだなんて思いませんよね。

昔、山田邦子さんが新聞で「自分の日記はどんな小説よりも面白い」と書かれていましたが、確かに面白い。
でも、たまに日記の前のページを読みふけってしまい「いかんいかん」と我に返るような、“あまりよくないこと、ムダなこと”という意識でしかありませんでした。

ところが、「日記は読むことに意味がある」、もっと言えば「書くこと以上に読むことが大切」らしいのです。

・自分にとってなにが幸せか  
・自分にとって何が大切なのか  
・自分の今の行動は、自分の目的に合っているか  
・自分が今何を考えているのか。それはどうするといいのか  
・自分の今の感情はなにかの影響を受けていないか etc.  
日記を読み返すことで自分に対する視点が上がり、視野が広がります。
(中略)
自分について詳しく知れば、自分をコントロールしやすくなります。これが日記を読み返す効果の根本と言えるでしょう(663)。

さらに著者によれば、読み返すだけではなく、そこからピックアップしてまとめることで、自分マニュアルが作れるそうです。

基本的に抜き出すポイントはこの3点に集約されると思います。
1.感情の動きがあったこと(喜怒哀楽など)
2.継続して記録を追っていきたいこと(目標に関しての行動や習慣化チェック)
3.自分が大切だと思ったこと(家庭や趣味、仕事、ネタ帳)(688)

この作業を続けることで、自分がどんな人間なのか、深く知ることができる。

自分がどんなことに関心があり、どんなことをすると幸せを感じるのかといったデータが、読み返してまとめることで増えていきます。
「自分マニュアル」が手に入れば、毎日の満足度が上がり、心穏やかに過ごせそうですね。

日記をデジタルで続けるための「情報」はなし

「書籍」という形だと情報が古くなることを考えられたのか、アプリなどのツール情報はありませんでした(わずかにEvernoteの名前が挙がっているのみ)。そういう情報を求めている方は、著者のブログを見に行くことをおすすめします。

[まとめ]

  • 日記を書いてみたいけど続かない、自分に合うのはどんな方法かわからない、という人に。
  • これ1冊でいろんな日記のパターンがわかるので初心者向き。

 →アナログorデジタル どのツールを使えばいいか書いてあるのが参考になる

※著者のブログの紹介記事はこちらです
log-is-fun.com
私のアクション:WOOP Diaryをつけてみる
■レベル:守 


次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:こういう名前で活動されています

*2:「スマートノート」については過去の記事で紹介しています。興味のある方は検索してみてください

*3:くわしくは読書日記をどうぞ→ 毎日「リセット」して健康になろう☆☆☆☆ - 毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編