毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『LISTEN』メモ

【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください

■「誰とでも話ができる」ということは、「誰の話でも聞ける」ということ36


■ただの質問と好奇心を持っての質問は全然違う112
お仕事は何ですか?
どこにお住まいですか?
出身校は?
ご結婚はされているのですか?
のような、値踏みするようなプライベートの質問を浴びせかけるのは尋問。相手を知ろうとしているのではなく、品定めしようとしている


■「出会った日と、ずっと同じ人間」なんていない120
誰かとのつながりを一度感じてしまえば、その後も関係はずっと変わらないと思い込んでしまうと、確実に失敗する
ある人をどれだけ長く、もしくはよく知っているかは関係ない。
耳を傾けることをやめてしまえば、その人がどんな人で、どんな関わり方をすればいいかもわからなくなってしまう


■深く話を聞いたことがある人とは、久しぶりに会っても昨日のように戻れる124
「聴く」という行為をたくさん貯金しておき、だいぶ長い時間離ればなれに過ごした後でも、その人物を理解し、共感するために貯金から引き出せるような感じ


■先入観で、ステレオタイプに人を判断するのは危険137
白人男性、有色人種の女性…ストレート、ゲイ、ベビーブーマー世代、ミレニアル世代……同じラベルを持つ者同士でも、一人一人がそれぞれの経験をしてきている
先入観を大雑把に当てはめたり、集合的に考えたりするのは、「聴くこと」を邪魔する


■相手が自分でもわかっていないことを聞き出すのが聞き上手147
聞き手が頷いたり、オウム返ししたり、別の言葉に言いかえたりするよりも、意味付けと解釈を伝えた方が話し手は理解してもらえたと感じることがわかった
「自分がなぜその話を相手にしているのか、自分にとってそれがどういう意味を持つのか。人は、それを相手に理解してもらいたいのです。話の細かいところを知ってもらうことはそこまで重要ではありません」
いわば探偵のように「この人はなぜこの話を私に聞かせているんだろう?」と常に自問しながら聞いてみる。


■聞くことを瞑想のように捉えるとよい167
自分の注意が散漫になっていることに気づき、それを認め、再び意識を集中させる


■相手の状況を「感じとる」のが、深く聞くこと314
あなたができる最善策は、相手の話にただ耳を傾けること
その人が直面しているのが何かを理解しようとし、その感覚を感じとる。それ自体が解決につながる可能性もある
いい質問の裏には「救ってあげよう」「助言してあげよう」がない318


■お客さんに話してもらった方が、早いし楽な上、間違いも減る393
家具店の凄腕店長が教えてくれたこと
「人に好きなだけ話してもらうなんて、時間が余計にかかりそうだと思うかもしれません。でも実は、その方が早いし楽な上、間違いも減ります」