毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

睡眠は万能薬

この前図書館に行った時、睡眠のリズムが狂って体調が悪かったのでふらふらと借りた本。女性向けなのでイラストもきれいだし装丁もピンクで癒されそうな感じ。


著者は「眠りコーディネーター」という変わった肩書きを持つ専門家。寝具会社「ロフテー」で睡眠の研究を続けたあと独立されたそうだ。睡眠に関することがしっかりとまとめられていて、テストも載っているので自分の睡眠環境について考えたい人にはぴったりの本だと思う。寝るのが一番。この本に書いてあることが本当なら、きちんと眠れば健康だけでなくお肌もきれいに、しかも痩せられるのだそうだ。そんなにすごいものだったのかと驚いた。寝る時間を削って何かをするなんて、自分で自分をいじめるようなものだ。


ただ、この本は一般的な睡眠に関する考えに基づいているので、私の信条とは少し違う面もある。
たとえば、90分サイクルで寝る時間を決める、というのは私の場合寝起きが悪くなる。なぜだか私は90分サイクル+1時間の方が調子がいいのだ。なので7時間半ではなくて7時間が一番体調がいい。それに、昼寝や寝だめについても一般的にはよくないとされているが、私はした方がいい体質のようなので気にせず寝ている。なので、何にしてもうのみにせず、自分に合っているかどうか試してみるのが一番いいと思う。


以前私が読んだ画期的な本は、レム睡眠の名付け親である睡眠学の権威が書いたものだった。それは睡眠を負債と考える方法で、負債が積み重なると心身両面に影響が出るのでいかにその負債を減らすか、という考え方。
ただし負債がゼロになると今度は寝つきが悪くなるので、いくらかは負債を残しておくのがベスト。しかしどのくらいがいいのかは個人差があるので自分で試すしかない。その本にはいかにして最適な睡眠時間やペースを見つけ出すかの方法が詳しく紹介してあった。
それによれば昼寝をした方がいい人や、ウィークディの負債を週末に返す方法が合う人も出てくるのだ。


タイトルを思い出せないので思い出したらまた書きます。
追記:思い出しました!この本です。
ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?

ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?

個人的にはこの本の方が画一的じゃないので好き。3週間で改善できる睡眠プログラムもついてます。興味のある方はぜひ読んでください。