ネットでニュースを見ていたら、面白い記事があった。
食べながらメタボ脱出 イラストレーターのラジカル鈴木さん２０キロ減量（ＭＳＮ産経ニュース）
ラジカル鈴木さんという方は、寝る前にたくさん食べ、満腹になって眠ることが唯一のストレス解消法だったため、１００キロを超えてしまったそうだ。健康不安も出てきたためダイエットに取り組み、半年で２０キロの減量に成功、本を出したという。
この記事にはその過程が簡単に書かれているが、まず食べるものを選んである程度減量してから取り組んだ「１日に１回夜お腹いっぱい食べる食事法」が効果的だったようだ。これは「１日１快食」のＢｏｏｃｓダイエットにも通じると思う。
それが心強かったのもあるが、私の心に響いたのは料理研究家で栄養士でもある浜内千波さんの
「ダイエットは自分のスタイルを自分のリズムで継続させることが大切」
というコメントだった。今まで、バカ正直に本に書いてあること、言われたことをキッチリ守っていたが、ひとりひとり違っていいんだ、と気が楽になった。もちろん全くの我流は危険もあるし成果も出にくいだろうが、いろいろな方法の基本がわかっていれば、そこから取捨選択・工夫してより自分に合う形に変えていけばいいのだ。
そういう言葉が心に響いたというのは、今の私がそういう時期に来ていたからかもしれない。
この言葉でダイエットに限らず、そろそろいろんなことを自分なりにアレンジしてみようかな、という気になれた。たとえば手帳の使い方やスケジュール・タスク管理なども、今少しずつ取り組んでいるものももっと自分に合う方法を積極的に考えていいのかも。
先日の授業（解剖学）で、「臓器の位置は人によって違います。あれだけたくさんの種類の臓器を体の中に収めるには、そうしないと入らないでしょ」と先生が言われていたのも面白いなと思った。つい「みんな同じ」を求めたり、無意識にそう思ったりするが、実際は同じ人は２人といないんだから万人向きの方法なんてないのかも。
ちょっと目の前が開けた感じ。
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