毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

マジックリスト作成のコツを学ぶ

■マジックリスト
6ヶ月セミナーの中でもっとも楽しみにしていたのが「マジックリスト」の講義。本を読んでからすぐに取りくんだものの、思うようにできなかったからだ。
その期待を裏切らない内容だった。やっぱり、「生で実際に聞いて学ぶ」というのはそれだけの価値があるものだと改めて感じた。本を読んでも、セミナーの予習・復習に使えるCDコースの該当巻をくり返し聞いてもピンと来なかったことや、疑問に思っていたことが一気に解消されたからだ。


まず、私がもっとも苦手な優先順位について。
たとえば、やらなければいけないことが10あるとする。この時、1だけが残り、2から10は全部できた場合と、1だけはできて、2から10は残ってしまった場合、どちらが達成感が大きいか。

実はこれ、他は残っても1だけはできた時の方が達成感は大きいのだそうだ。いつも時間に追われている感覚のある人は、本当に大切なことが残ってしまっていることが原因の場合が多いとか。
なので、5つに分けるランクのA(やらないと支障をきたす)とB(自分しかできない仕事)のトップだけは毎日必ずこなすようにすると、仕事が溜まっていかないので精神的にかなり楽になるし、充実感が得られるそう。


また、これは本の中に書かれていることだが、人には「目標型」と「展開型」の2種類あるそうだ。何が違うかというと、高い目標に向かって努力できるかどうか。わかりやすいのは「オリンピックで金メダル!」という目標を掲げ、それで頑張れるタイプ。「目標には期限をつける」というのは「目標型」向きのやりかたらしい。
しかし、世の中には目標が高ければ高いほど落ち込んでしまうタイプもいるそうだ。こちらは「展開型」といい、目先のことをきっちり処理する中で小さな目標が見つかり、そこで初めてレベルが上げられるそうだ。「小さな成功を積み上げるタイプ」といえる。
私も「いつまでに○○を」みたいな目標がさっぱり作れないタイプだったので、とても納得した。


そんな私にさらにうれしかったのが「長期目標を時間で区切る」やり方は、脳科学的には意味がないという話。脳は1ヶ月より先のことはみんな同じとしか認識できないので、1年後、3年後、5年後、10年後のような分け方は脳には不可能らしい。
私はこういう目標がとにかく苦手でいつも途方に暮れていたので、1ヶ月より先はみんな一緒、みたいなやり方でもいいと聞いて気持ちが楽になった。


他にもいろいろ教えて頂いたのだが、とにかくまずは「AとBのトップは必ずやる」を心がけて実践してみよう。
「マジックリスト」の作り方、詳しくはこちらをご覧ください:「1日を48時間にして夢を叶える」(中井隆栄著)