以前このブログでも何度か話題に上ったオグ・マンディーノ著『地上最強の商人』の2周目が今日終了した。というのも、この本はただ読むだけの本ではないからだ。
全10巻からなる巻物をそれぞれ1日3回朝昼晩、6日×5週かけて読む(第1巻だけはオリエンテーションなので6日間)。それを全部終える頃には“成功哲学”が自然に身についている、というプログラムになっている。
1周目は一昨年参加していたビジネスセミナーで取り組んだ。メニューに入っていたのでもちろん完走した。しかし、もうひとつ身についた実感がなかったので、セミナー有志で2周目もやることにした。週1回報告の場があり、それが抑止力になっていると思ったからだ。
しかし、スタートの時には20人近くいたメンバーが、2周目に完走できたのは私も含めて3名だけ。1回できたからといってハードルは下がらないのだろうか。やはり“習慣はそのままにしていたら消える”を痛感した。皿回しのように時々刺激を入れなければ、そのままではお皿は落ちて割れてしまう。
なぜ自分が続いたのかはよくわからないが、2周目も完走できたことは素直にうれしい。子どもの頃から母親に「飽きっぽい、根気がない」と言われ続けてきたのでコンプレックスになっていたのだが、大きな自信になった。
「2周も完走したのだから、さぞ身についたでしょう」と言われそうだが、大きな変化は残念ながらまだ実感していない。ただ、今言えることは「習慣や自信を身につけるにはいいですよ」だろうか。
自分の中に種はまけたと思うので、今年はそれをしっかり育てたい。
明日からは1日1回に減らし、3周目をスタートする予定だ。
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