毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

スーパーホテルに泊まってみました

いろいろな本で絶賛されている「スーパーホテル」。ぜひ一度泊まってみたいと思っていたので、今回の旅行の条件は「スーパーホテルに泊まれること」にした。

すると、6月の梅雨時だというのに、どこもかしこも満室*1。いろんなサイトを回って、ロフトのついた部屋に2人で泊まる、という変則的なプランでどうにか予約できた。

泊まってみた感想は、ひと言で言えば「徹底的に合理化するとこうなるのか」だった。


とにかく無駄がない。フロントにも、部屋にも。部屋はシングルとして利用するなら充分だと思うが、これに2人はちょっと狭いよ、という印象だった*2。この前の旅行で泊まったのが超豪華な部屋だったので、余計そう感じたのしかもしれない。「広さは価値なんだな」と感じた。

よかった点

  • 睡眠に特化している…枕が選べる。バスルームの換気扇、部屋の冷蔵庫のモーター音が切れる。ベッドは広く寝心地がいい*3
  • 女性宿泊客にプレゼントあり*4…自由に5点まで選べる。シャンプー&コンディショナー、スキンケア、ヘアバンドやヘアクリップ、足裏シートにヒアルロン酸パックまで。急に泊まることになってもこれなら安心。レディースプラン限定ではなく、普通に予約しただけでももらえた。
  • 朝食が豪華…これもホテルによる*5が、おかずがたくさんあって驚いた。ちょっとしたホテルのバイキング並みで、野菜ソムリエセレクトの野菜を使っているそうだ。日替わりメニューだったので、連泊でも飽きなくてよさそう。もちろん朝食代は無料だし、カップタイプのコーヒー自販機も朝食の時間帯だけ無料で飲める。
  • インターネットが無料で使える
  • テレビ無料
  • 机が広い…さすがは出張客がメインターゲット。部屋の広さから考えるとかなり大きめだと思う。ノートパソコンの横に書類を広げられるくらいはある。
  • 自販機が定価…翌朝、食堂のところで気づいたので利用しなかったが、ホテル価格ではなく、市場価格そのまま。
  • チェックアウト不要…室内で課金されるものが何もなく、カギは暗証番号を精算時*6のレシートに書いてあるものを使うため、カギの返却もない。朝さっと出られるのはありがたかった。

マイナス点

  • 浴室にコンセントがない…ドライヤーは部屋でしかかけられない(ドレッサーももちろんなし。鏡はある)
  • クローゼットがない…幅10センチくらいのところにハンガーがあるので、服はそこに掛ける
  • 部屋が狭い…机とベッドが大きめなので、他のスペースがほとんどない。傘を広げるスペースもないし、かばんをおいたら歩けないくらい余裕がなかった
  • お風呂が狭い…シャワーブースしかないホテルというのが海外にはあるが、その広さに無理矢理浴槽を作りました、というくらいのスペース
  • 駅から遠い…お値段を考えたらこれは仕方がない
  • 駐車場がない…提携駐車場がすでにいっぱいで、かなり苦労した

結論
ひとりで泊まるなら断然スーパーホテルでしょう。寝るだけなら充分。旅行で使うなら、目的や予算によっては使ってもいいかな、というところか。大浴場があれば「狭い!」という気持ちも違うかもしれない。
ただし、ロフトタイプのツインはケンカになるので友人との旅行にはお勧めしません。寝心地が違いすぎ。

私は「枕が変わると寝られない」タイプだが、低めの柔らかい枕というのを選んだら比較的よく寝られた。スーパーホテルに泊まれば、全国この枕が選べるのでこのメリットは大きい。


本で見たいろいろな工夫が実際に体験できて面白かった。「お客様にとって真のニーズは何か」を考えれば、いろいろ削っても高い満足感は得られるんだ、と実感できた。

*1:結果的に高速1000円適用の最終日になりましたが、調べた時はいつ終了か決まっていませんでした

*2:特にバスルーム。スーパーホテルにはほぼ大浴場があるので、部屋のお風呂を使うことはあまり考えられていないためだと思います

*3:ロフトは別です

*4:やっていないところもあるかも。予約前にご確認ください

*5:「健康朝食」と書いてあるところは豪華だと思います。「焼きたてパン朝食」のところもあり

*6:チェックインの時に先払い