先日読んだ『減速して生きる ダウンシフターズ』のインパクトはすごかった。もう拡大を目指さない、システムを降りる、と決めてしまったらとてもすがすがしい気持ちになった。
すると、今まで「よし」としていたことにさまざまな違和感が発生。一番わかりやすかったのは“読みたい本が変わってしまった”ことだろうか。
「差別化」「戦略」「広告」のようなキーフレーズに反応しなくなったのだ。正直言って“ごめんなさい、もう関係ありません”という感じ。
内容もそうだが、はやっているから読んでおこうとか、純粋な興味とはちょっと違う本はリストに挙げていてもわかってしまう。もう自分に嘘はつけません、ということかもしれない。
ふたつの書評メルマガ*1を読んでいて、これはと思った本はストックしてあるのだが、それが100冊以上。それとは別に探書リスト(1枚に40冊書ける)が現在8枚目*2。
体はひとつしかないし、時間も無限にあるわけではない。これ全部読むのは無理じゃないだろうか。そろそろ私も減速したい。やりたいことに時間とエネルギーを使いたい。
もちろん本を読むのもブログを書くのも好きでやっているので、「やりたいこと」なのですが。
「今の自分が読みたい本」に絞ってみようと思う。
今までビジネス書が多かったのだが、少し傾向は変わるかもしれない。時間をとってちょっと整理してみよう。
何が残ったか、またご報告します。
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読書日記:『減速して生きる ダウンシフターズ』
*2:読んだ本もあるので6割くらいだと思いますが、それでも200冊近い?