『ザ・パワー』を読んでもっとも印象的だった“人生はカタログだと思う”こと。
それを踏まえ、最近心がけていることがある。
私のもっとも苦手なもの、それは騒音。「嫌音権」を主張する本にベタ惚れするくらい嫌いであります。外に行く時は耳栓または音の出る耳栓*1必須。
ところが、今の住まいはかなり騒音に悩まされるところなのだ。
すぐ近くに、小さな空き地がある。ある民間施設が駐車場に使っているのだが、たくさん車が停まる時は限られる。管理が甘いのか、そこでサッカーやら野球やらをする小学生がいるのだ。ものすごく声が通るし、必ず最後にはケンカになって誰かが大泣きするのでうるさい。あまりのうるささに、恥ずかしながらその施設に電話で抗議までしたくらいだ。しかし、注意する気がないのかいっこうにおさまらない。
『ザ・パワー』や『トランサーフィンシリーズ』を読んで、自分のしていたことが全くの逆効果だったことに気づいた。これではよけいうるさくなるだけだ。
そこで作戦変更、わあわあ騒ぎ出しても「私にこのページは必要ありません、私の関心は他のことにあります」とつぶやき、楽しいことに意識を向けるようにしたのだ。
すると、驚いたが本当に効果があった。あれだけうるさかったのに、いつの間にかいなくなったり、いても静かにキャッチボールをするだけになっている。
たまたまかな、と思ったが、もう4〜5回はやっていて、いつも同じ結果になる。
しかも、うれしいことにイヤなものに感心を向けない訓練になったのか、今までは神経質に反応していた他の(私にとって)うるさいものも、だんだん気にならなくなってきた。
どうせエネルギーを使うなら、イヤなことではなく、楽しいことに使いたいもの。
ちょっとした心がけでできるので、ぜひ一度試してみてください。イライラが減ります。