毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

物欲を“棚卸し”してみよう

シンプルライフで私もお世話になっている金子由紀子さんが、朝日新聞土曜版でコラムを書いている*1。9月22日の記事が面白かった。
金子さんの著書でもよく出てくる「欲しいものノート」。そのルーツの話だった。


昔は金子さんも物欲に振り回されていた時期があったそうだ。そんなある日、自分の物欲を一覧にしてみようと思い、カレンダーの裏紙に欲しいものは全部、値段や重要性は無視して書き殴った。
今欲しいものは全部書き出した、と思えた時にスッキリしたという。書いただけで憑きものが落ちたような気分になったとか。

さらにその後、書き出した「欲しいもの」の中から「どうしても手に入れたいもの」だけに○をつける。すると、不思議にそんなにたくさんの○はつかない。

書き出しているうちに、ドロドロと煮えたぎっていた物欲が鎮まり、毒が抜けてしまった感じです。

「どうしても手に入れたいもの」がわかってから先は、金子さんの著書にある「欲しいものノート」の作り方と同じ。
小さなノートに、色や形、素材、予算や買いたい店などの詳細を書き込む。ここまで自分で具体化できると、本当に欲しいものに集中できるので無駄な買い物が減り、高価なものでも計画的に貯金して手に入れられるようになるという。


「欲しいものをリスト化する」というのはよく聞くが、“書くだけでドロドロした毒が抜ける”というのは面白いな、と思った。
今の私はありがたいことにそれほど物欲はないが*2、また欲しいもので頭がいっぱいになる時が来たら、ぜひ試してみたい。
「書く」こと、「見える化する」ことのパワーに改めて納得。

*1:「お金のミカタ」交代で書かれているようです

*2:病気で精神面も含めていろんなものを手放したので、物欲も消えてしまいました…