毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

美術館三昧

週末、用事があって東京へ。用事そのものはもう惨憺たるものでして、何のために新幹線代・宿泊費を払ったのか、と思わずネガティブワードを口にしてしまいそうで、自粛するのに苦労した。

そんなこともあろうかと、前後に別の予定を入れておいた。土曜日は上野の「国立西洋美術館」、翌日曜日は東京駅からすぐの「石橋ブリヂストン美術館」へ。国立西洋美術館ロダンの大がかりな展覧会の直前で、石橋ブリヂストン美術館の方は、ドビュッシー展に行きたい行きたいと思っていたのに果たせず、終わって2週間後に行くという間の悪さだったが、どちらも所蔵作品だけ*1でもずいぶん楽しめた。


国立西洋美術館」は、松方コレクションという素晴らしいコレクションをもとに作られた美術館なのに、常設展示は毎月第2・第4土曜日と文化の日は入場料が無料、という太っ腹な美術館だ。たまたま無料の日に行けたのでありがたく利用させてもらった。

石橋ブリヂストン美術館は、東京駅から本当に近く、これからも上京したら寄りたいと思う素晴らしい美術館だった。しかも、大好きなデ=キリコの絵を初めて見られたり、中学時代の美術の教科書の表紙だったピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」に出会えるというサプライズまで。新たにコレクションに加わったカイユボットの「ピアノを弾く若い男」も見られて収穫が多かった。


美術館・美術展の帰りに必ず寄るのがミュージアムショップ。石橋ブリヂストン美術館*2で素晴らしいオリジナル商品発見。
マウスパッドに好きな絵はがきを入れて使えるようになっているのだ。ナイスアイデア!美術館に行って絵はがきをいろいろ買い込んでも、使うのはもったいなくて結局死蔵してしまうことってありませんか?これなら、毎日見られるし、交換もできるので飽きない。去年フランスで買ったものもたくさんあるので、いろいろと変えて楽しめそうだ。
写真はシスレー「サン=マメス6月の朝」。これもいい絵でした。

*1:石橋ブリヂストン美術館は「気ままにアートめぐり─印象派、エコール・ド・パリと20世紀美術」として開催されています

*2:ショップは入館しない人でも利用できますよ