毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「超速読」やってみてます

■超速読
先日紹介した『読書の技法』に刺激を受け、超速読にトライしている。
佐藤優さんがされている「超速読」はわずか5分で1冊を読む。始めと終わりの部分、目次以外はどんどんめくっていく要領で、時間をかけるべき本かどうか、またはじっくり読むべき部分を選別する作業だ。
昔習った速読の復習にもなっていいや、と思ったが、5分で全体を見るのはかなり大変。なので、今は10〜15分で1冊、目を通すことを目標にしている。

その程度の時間しかかけなくても、意外に「自分に必要な内容かどうか」は判断できる。必要ないページをどんどんめくっていくのは簡単にできるようになったが、問題は「必要・重要」と思うところの扱い。
ここは読みたいな、と思うページが続くと、だんだん「超速読」じゃなくなってくるのだ。時々普通に読んでいてハッと気がつくことが何度かあった。

それから、むずかしいのは新書や文庫など、ぎっしり同じ大きさの文字で書かれた本。メリハリがないので重要ポイントを視覚的に判断しにくい。佐藤さんも書かれていたように、重要ポイントが太字になっている本は、極端な話そこだけ拾い読みしてもだいたいの内容はつかめるので、超速読向きだ。

それから、「この本から何を学ぶか」という目的がなければ、超速読はむずかしい。重要ポイントを絞りにくいからだ。つい子供の頃からの癖ですみずみまでじっくり同じ力をかけて読んでしまう私のようなタイプには、「目的意識を持って読む」訓練になっていいかもしれない。

図書館から借りた本が山積みでさすがにこれはまずい、と思い2時間くらいでざっと5冊に目が通せた。選別眼を磨き、時間をかけすぎずに必要な情報を得られるようになりたい。
気に入った本をじっくり読むためにも。
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