毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

思い通りの人生を歩むためには、努力よりも思い込み☆☆☆☆

 

そんな時、たまたまご縁があって貸してもらったのがこちら。

前向きな気持ちになれる本だった。

 

◆目次◆
はじめに あなたも思い通りの人生を歩めます!!
Chapter1 やりたいことは全部やる決意をする
Chapter2 美しくなることをためらわない
Chapter3 ブレない心をしっかりつくる
Chapter4 自立した人付き合いができる女性になる
おわりに 人生はあと戻りできないのです。行動は今!

ワタナベさんは、ブログ*1が注目されてブレイクしたという、今時のメンタルコーチだ。

 

読み始めてすぐ、衝撃を受けたのは「思い通りの人生を歩むためには、努力よりも思い込み」ということば。

人生を自分の思い通り歩めるか否かで、一番大事なのはそこ。
その思い込み。努力よりも思い込み。継続よりも思い込み。
行動の前に思い込み。計画よりも思い込み。

思い込み(ビリーフまたは信念)が、すべての根底になっている(P21)。

ビリーフや信念という言葉はよくコーチングや心理関係の本などに出てくるが、ここまで言い切ってしまうのはすごい。

 

もうひとつ、納得したのが「美と願いを叶えるベースは体力」という言葉(下のメモにあります)。
美と体力は一見相反するようだが、実際にはやりたいことをやるにも、美しくあり続ける努力をするにも、体力が必要なのだ。
何をやりかけても体力・気力が続かずにジリ貧になりがちな私には、とても重く響いた。

 

全体を通して言えば、“メンタルコーチが女性向けに書いた本”として一般的な情報はきちんと載っている、という印象。
でも、「お堅いコーチングの本」的な匂いはなく、漫画『ワンピース』からの引用があったり、しんどい時に寝てばかりいたご自分の過去を書いたりと、敷居が低い感じ。けっこうむずかしいことも書いてあるのだが、さすがは人気ブログを書いている人だ。とても読みやすいと思う。

 

おそらく、昨年末に読んだ有川真由美さんの『心の荷物を片づける女は、うまくいく』とターゲットはほぼ同じ。

「女子力」や「美」をより追求したい方はワタナベさんのこちらの本を、「のびのびと自分らしく」を極めたい方は有川さんの本を選ぶといいと思う。

 

自分に喝を入れたい女性や、今年こそは結果を出したいと思っている人におすすめです。
私のアクション:“気が重い”ことから先にやる習慣をつける

 

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

思い通りの人生を歩むには(P7)

人生は「自分で選択」し、「自分で決定」し、「自分の責任」で行動することが可能であると知ることから。

成功者と呼ばれている人のほとんどが「自分は運がいい」と思っている(P20)

運のいい人の特徴は、「私って運がいい!」と言っている人。
(中略)
どんな小さなことでも、「私って運がいい!」と言い、思うこと。そしてそれを喜ぶこと。

人生のコンセプトは「やりたいことは全部やる!私の人生!」(P34)

これは、「興味のあるものは、全部着手してみよう!という人生のキャンペーン」みたいなもの。たくさんのやりたいことをやっているうちに、自分にとってこれ!という大事なものが出てくる。

外見に関する他人のほめ言葉は3割引きで聞く(P89)

人は外見に関しては、面と向かって否定も非難もしないもの。
褒められても2〜3割は相手の言葉を疑ってみる冷静さが必要。

美と願いを叶えるベースは体力(P102)

持久力と言ってもいい。
持久力とは、長く持ちこたえる力。瞬発力だけではダメ。持久力がものをいう。

体力は、美しさと願いを叶える行動力につながっている。

エネルギー漏れを減らす(P112)

サクサクいかない原因は、どこかでムダなことをして、エネルギーが漏れてしまっているから。だから疲れてしまい、継続するのもしんどくなる。

人は気がかりなことを抱えたままでは走れない(P113)

まずはノートとペンを用意して、「気がかりリスト」を作る。
「気がかり」とは一番に優先するほどではないけど、やろうやろうと思いながらも先のばしにしていた事柄、またはちょっと妥協していること。

“悪感情”にふたをせず、とことんひたってみる(P127)

ひたると、一時は強い感情にさいなまれ、苦しくなるが、その時期を過ぎるとあとはスッキリする。逆に感情にふたをすると、そのエネルギーはいつか放出する。しかも、違う形で大きく爆発することがある(自分をコントロールできないことも)。
むしろ、自分の感情を否定してしまうことの方が問題。

自分のマイナス感情を否定しない(P127)

感情にひたる時のコツは、「この感情は本当はよくないもの」とは思わないこと。自分が感じる感情を許可してあげる。
人は感情に良し悪しをつけるが、本来どの感情もただの体験と経験にすぎず、そこに良いも悪いもない。あるのは起こった事実だけであり、私たちが勝手に意味・解釈をつけている。

女性脳の長所が弱点になることも(P137)

女性は同時に作業をできる能力に長けている。これは右脳と左脳の連結が素晴らしく、全部連動して考えるのが得意なため。
それゆえに、何か一つつまずくと、連鎖したように何もかも全部つまずいたような感覚に陥りやすい→すべてが嫌になってしまう

すべてが嫌になった時というのは、内なるところからの
「少し休んだら?疲れているよ?」
「もっと自分を大切にして」
というメッセージ。

動けない、やる気が起きないというのはエネルギー切れ状態(P142)

つまり、自分のガソリンがエンプティ。ガソリン注入のための策を講じよう。
自分にとってエネルギー注入とは何か考えてみる。

おいしいものを食べること?
買い物?
旅行?
何もしないでゴロゴロすること?

自分にとって心地いいことをすると、エネルギーがチャージされる。

元気が出たら「新しいこと」や「逃げていたこと」に向き合ってトライしてみる(P143)

脳には「やる気」を担当する「側坐核」という部位がある。側坐核は「最初にちょっと動く」ことで刺激を与えられ、やる気を生み出す→心理学用語で言う「作業興奮
最初に「ちょっと動く」ことが、行動力を後押しする。

断る時の判断基準(P156)

「したいか?したくないのか?」
「できるか?できないか?」

したくないことを断る時のコツ(P158)

まず誘われたことに感謝すること。そのあとに正直な気持ちを伝える。

「できるか?できないか?」の判断は自分の中での「限界」や「線引き」をルール化(P159)

会社の飲み会も月に1回だけ、とか月に2回までならOK、と決めておく。
自分の限界と線引きさえ決めておけば、断ることで悩まずにすむ。

断りはすぐに!(P159)

断りの決定はすぐにして、その場で伝えるように訓練していくとモヤモヤのまま無駄な時間を過ごさなくてすむ。

*1:アメーバ版もあり。内容は同じみたいです