自分を知らなければ、行動は起こせない(P51)
行動がなければ、目的は達成できない。
何かを得ようと思えば、必ずそこには行動が伴う。
そのためには、まずは自分を知ること。
準備は「心のエコ」(P54)
たとえば、何も知らない土地に行く。そこで地図を渡されて行動するのと、地図を持たずに行動するのでは大きな違いがある。前者の方が、より効率よく行動できるはずだ。
さらに言えば、地図を渡される前に、その土地のことを事前に調べておけば、余計なことは考えずに、もっと効率の良い動きができる。
(中略)
その状況を、僕は「心のエコ」と呼ぶ。
基本的には「何も考えることなく「行動を起こせる」状況を作っておく(P54)
つまりは日々の積み重ねでどんなことにも動じない自分を作っておくことが大切。
自分の世界に相手を引き込む(P130-131)
「自分」を知り、「自分」を保ち続けること。相手にとらわれない。
それが大切なのだ。その上で、相手を意識するのではなく、相手に意識させることができれば、より自分のペースに持ち込める。
「自分」を保つ上で、ルーティンは大切(P141)
人間は、結果を求めるあまりに余計なことを考え、いろんなことをし過ぎて「自分」を保てなくなることがある。でも、結果の良し悪しに関係なく、自分が決めた「同じこと」をやり続けていれば、何ごとにもとらわれない自分になれる。
「自分」を磨けるのは自分だけ(P183)
「自分」というものを、他人が磨いてくれるわけではない。周りの人が「磨く」きっかけを作ってくれる場合はあるかもしれないが、最後はやはり自分で自分を磨くしかない。