毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

自分らしく生きるために、仮面をはずそう☆☆☆☆

〈からだ〉の声を聞きなさい*1の著者・リズ・ブルボーさんの本。知人に勧められて読んでみた。
リズ・ブルボーさんの本は“刺さる”ものが多くてなかなか先に進まないのだが、この本も「痛たたた」と感じてしまい、ずいぶん時間がかかった。

でも、読めてよかった。


◆目次◆
はじめに──あなたが喜びの中で生きるために
第一章  心の傷と仮面はこうして作られる
第二章 〈拒絶〉による傷・〈逃避する人〉の仮面
第三章 〈見捨て〉による傷・〈依存する人〉の仮面
第四章 〈侮辱〉による傷・〈マゾヒスト〉の仮面
第五章 〈裏切り〉による傷・〈操作する人〉の仮面
第六章 〈不正〉による傷・〈頑固な人〉の仮面
第七章  傷を癒して本当の幸せを手に入れる

5つの傷というのは、すべて親との関係から生まれるものだという。その傷を隠そうとして、これ以上傷ついたり他者を傷つけるのを避けようとして、人は子どもの頃から仮面をつけてしまう。
でも、それは本来の自分ではないので、伸び伸びと生きることができない。
それに気づいて仮面をはずしましょう、というのがこの本の趣旨。

目次にもあるが、5つの傷とは次の通り。

1.拒絶による傷→逃避する人の仮面
2.見捨てによる傷→依存する人の仮面
3.侮辱による傷→マゾヒストの仮面
4.裏切りによる傷→操作する人の仮面
5.不正による傷→頑固な人の仮面(カバー袖部分より)

最後の第7章では、「傷を癒す」方法が紹介されている。といってもワーク的なものではなく、意識をどう変えるか、といった話が中心だ。


5つの傷について、それぞれ1章ずつあててくわしく解説されている。ただし、テストがあるわけではないので、自分がどの傷を持っているかは、読みながら判断するしかない。
メモは取らなかったが、それぞれの傷を持つ人の特徴が各章の最後にまとめられている。口グセや、なりやすい病気など、いろんな切り口で自分がどの傷を持っているか気づけるようになっている。
実は、一番わかりやすいのは「体型」なのだそうだ。身体的特徴がカギになるという。


ただ、著者によれば、なかなか自分で気づくのはむずかしいそうだ。また、傷がひとつだけという人は少なく、複数、場合によっては5つすべて持っている人もいるらしい。
ただ、それがどの程度影響しているかはさまざまなので、特に強く影響しているものはひとつだけ、ということもあるようだ。


複数ある場合は、「身体的特徴」が上下で違っていたり、左右で違っていたりするという。
著者はたくさんの人にセミナーやワークショップで会い、ふだんでも観察を続けることで、ちょっと見ればその人がどの仮面をつけているかわかるようになったそうだ。

セッションではなく、たとえばレストランでフロアにいるスタッフを見ただけでもわかるとか。このくらいになれば、その人の傾向に合う接し方をすることで、トラブルを避けたり、気分よく過ごせるようになる。
いいなぁ、こんな風になれたら楽しそう、とちょっとうらやましくなった。


こんなにも親との関係が人生に大きな影響を与えているとは、というのが率直な感想だった。
ずいぶん前にとあるセッションで言われたことが、まさしくこの本に書いてあったので驚いた。
「身体的特徴」を読んで、私の傷は自覚していたものとは違うこと*2がわかった。それで昔言われたことを思い出したのだ。

また、「親は自分と同じ傷を持っている」という言葉にハッとした。
その傷を癒すために、あえて同じ問題を抱える親のもとに生まれてくるのだそうだ*3
「親も同じ」という見方をすることで、いろんな問題がクリアになるのではないだろうか。


自分の持っているクセと向き合うのは辛くて痛いが、認めて受け入れるだけでも大きく変わるという。
このアプローチも「自己肯定感」を高めることにつながるもので、こちらはやはり「自分を認めることで肯定感を上げる」方法だ。
結果的に周りの人に対しても変わってくるようだが、水島広子さんの方法とは逆で、自分が先。


経験から言うと、こういうものは本だけで結果を出すのはむずかしい。
でも、知って試してみるだけでも少しは自分を変えられるかもしれない。
そして、周りの人たちを見る目も変わることで、人間関係にもいい影響を与えられるかも。

かなり痛いですが、ピンと来た人は読んでみてください。
私のアクション:周りの人がどの傷を持っているのか観察する(自分の傷を見る練習として)
■レベル:破 ※ボリュームがあることと、こういう考え方にある程度慣れていないと受け取りにくいので 


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:リンク先は、現在手に入る【増補改訂版】です

*2:5つ全部ありそうですが…一番大きい、と思っていたものです

*3:著者は「人間は親を選んで生まれてくる」という考え方をしています