毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『五つの傷』メモ

罪悪感には必ずしも屈辱感は伴わないが、屈辱感には必ず罪悪感が伴う(P100)

他人が私たちに罪悪感を持たせることはできない(P109)

罪悪感とは、私たちの内側からしかやって来ない。

もし私たちが他人に傷つけられたとしたら、それは私たちが自分自身または他人を傷つけているという事実を私たちに思い出させるため(P144)

<操作する人>の特徴は、ある選択によって何かを失う可能性があると、とたんに選択できなくなる(P169)

このため、<操作する人>は場合によっては優柔不断に見える。

<裏切りによる傷>が深いということは(P175)

あなたが他人や自分自身を頻繁に裏切っていることを語っている。自分を信じないから、あるいは自分との約束を守らないから、そんな結果を引き寄せることになる。

<心の傷>が治らない最も大きな原因(P214)

他人に対して負わせた傷、あるいは自分に対して負わせた傷に関して、あなたが自分自身を許さなかったということ。

<不正による傷>が深いということは(P215)

あなたが他人と自分に対して不当にふるまい続けているということを物語っている。あなたは自分自身に対して要求が多すぎる。自分の限界を尊重していない。もっと自分に喜びを与えてあげよう。

心の傷を癒すためには、まず自分に傷があることを受け入れる(P229)

<受け入れる>とは、それを直視すること。そして、その傷を癒すためにはまだまだ解決しなくてはならない問題がある、ということを受け入れること。……あなたが痛みを抱えているからといって、あなたがダメな人間であるということにはならない。

「この世の中には、意地悪な人というのはひとりもいない。そこにいるのは、ただ苦しんでいる人だけ」(P238)

彼らのやったことに同意しなくても、彼らに思いやりを持つことは可能。私たち自身の傷、そして他者の傷に気づくことは、とても大切なこと。

相手を傷つけるのを恐れる時にも仮面をつける(P246)

私たちは、自分が傷つくのがいやで仮面をつけるだけではなく、相手を傷つけるのを恐れる時にも仮面をつける。つまり、相手から愛されるために、あるいは相手の愛を失うのが怖いために、私たちは仮面をつける。ありのままでいることができず、本来の自分のものではない振る舞い方をしてしまう。つまり、自分ではない人間になってしまう。それぞれの仮面に特有な振る舞いは、私たちに無理な努力を要求するために、私たちはその結果として相手に多くを<期待>せずにはいられなくなる。

心の傷を癒すには(P247)

どんな問題であれ、それが消えるためには、まずそれを受け入れ、それに対して無条件の愛を与えなければならない。それを消そうと焦ることは禁物。あなたの心の奥深くにある傷も、あなたに受け入れてもらいたがっている。あなたに認められ、愛されたいと願っている。