現在の延長線上にラインを引いてもブレイクスルーは決して起きない(P39)
先延ばしをせずにうまく行っている人は、うまく未来にぶっとんだ人(P42)
方法や手段、経験、能力、現実的な制約などはいったん脇に置いて、とにかくあなたが実現したい未来を鮮明にイメージする。そうすることで、今の延長線上にはない、「予定」を超えた新しい未来に行くことができる。
人は誰でも自分の本当の欲望に素直になれると、お腹の底からワクワクとした気持ちが湧き出してくる(P59)
基準は「実現可能かどうか」ではなく、「あなたが実現したいかどうか」(P66)
自分の価値観を知る(P88)
人の価値観は大きく3つに分類できる。
1.人とのつながり
例)お客様から「ありがとう」と言われる
チームのみんなでやり遂げる
上司から認められる
同僚や部下から一目置かれる
ご縁が広がる
笑顔が広がる
2.達成感
例)数値目標達成
新記録達成
企画通過
商談成立
資格取得
昇進、昇給
3.技術の追究
例)独創性、オリジナリティ
スキルアップ、技を磨く
徹底的な探求、極める
技術開発、研究、改善
先延ばしも一種の癖(P100)
自分にはどんな思考と感情の癖=パターンがあるのかを知り、それを直せばいい。日々直してしても、また新しい癖ができる。それを日々整えていけばいい。
ぶっとんだ目標を書く時のポイント(P107)
1.目標が偏りすぎないように6分野に分類する
2.あなたの価値観の優先順位を確認する
3.象徴する写真を貼るか、絵を描く
「行動イノベーションノート」左下に「今日1日、目標実現のために本当はどうしたいか」を書く時のポイント(P122)
「すべきこと」「しなければならないこと」ではなく、「目標実現のためにあなたがやりたくて溜まらないこと」を思いつくまま書くこと。
現実的にすべきことはいったん脇に置いてOK。うっかりすると、すべきことだけを書いてしまうので要注意。
10秒アクションに「ぶっとんだ目標」との明確な関係性はなくてよい(P128)
そうしたつながりよりも、深呼吸をして1日をいい気分ではじめるといったスッキリとした感覚の方が大切。「いい状態」が「いい結果」につながる。
仮決めで思いついたことを目標にし、気軽に「行動」を始めてみる(P137)
「仮決め、仮行動」でよし、とする。
1週間続いた時の「ごほうび」を作ろう(P163)
この「ごほうび」は、あらかじめ決めておくことがポイント。
ある人は毎週土曜日に行動イノベーションノートを見返している。そこで、1週間毎日ノートを続けられた時は、「自宅近くのお気に入りの喫茶店に行く」ことを「ごほうび」にしている。こうすることで「行動イノベーションノート」を実践することが「快」と結びつく。この快の感情が、ノートの習慣化へと結びつく。
「10秒アクション」に慣れてきたら「1分アクション」を追加する(P194)
例)
・1分間、本や資料を読む
・1分間、デスクまわりを片づける
・1分間、次に会う人に聞きたいこと、確認したいことを箇条書きにしてみる
・1分間、ラジオ体操してみる
・1分間、やりたいことの手順や流れを書き出してみる
1分アクションは、10秒アクション後に実行する。
「10秒アクション+1分アクション」で。
行動イノベーションノートを使い始めて、短期間で先延ばし撃退に成功する人は(P197)
小さな変化に気づいている。小さな変化に「気づけるか」「気づけないか」の違いだけ。
続けていれば、小さな変化が必ず起こってくる。とにかく毎日続ける。