毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

引き寄せのカギは「味わい愛でる」こと☆☆☆☆

実は、本田健さんをはじめ、たくさんの人*1が「引き寄せの法則」がわかると勧めている本で、引き込まれた。何の予備知識もなく読み始めたのがよかったのかもしれない。

 

 

◆目次◆
I部 同じ羽毛の仲間たち
いつもの朝
いじわるな先生
最悪のことと素敵なこと
川辺で
巨大な鳥
不思議な声
自分だけの秘密
新しい先生
最初のレッスン
勇気を出す
いい気持ちを見つける
真夜中のジョーゲンセン先生
二人組みのいじめっ子
本当の自由
同じ羽毛の鳥たち
豆電球が同時に
最悪の気分
心の扉を開く
魔法のような出来事
ゾーイーお婆さん
曲がり角のヘビ
永遠
秘密を打ち明ける
夢の中で

II部 サラとソロモンのその後
考えを選ぶ
素晴らしい流れ
いやなことを手放す
どこにでもある幸せ
生命のダンス

読者のみなさんへ
訳者あとがき

著者のヒックス夫妻は、奥さんのエスターさんがエイブラハムという意識とコンタクトすることで「引き寄せの法則」を知り、セミナーや著書などで広めてきた人たちだ。
この本もエイブラハムとのチャネリングによって書かれたという。
※「えー、何なのそれは」と眉間にしわを寄せてしまう方もあるかもしれませんが、そういうことは棚に上げても、読みやすく面白い本です。

 

ひとことで言えば、サラという少女が、ふくろうのソロモンと出会い、引き寄せの法則を学ぶことで人生を豊かに、毎日を幸せに過ごせるようになっていく物語だ。

読んでそのプロセスを実際に感じてほしいので内容はくわしく書けないが、この本で教えてくれる「引き寄せの法則」のステップは4つ。

※私がまとめたものなので、表現は正確ではありません

 

1.自分がイヤなものが何かを知る
2.自分がほしいものが何かを知る
3.「自分がほしいもの」について、リアルに体感できるようになるまでくり返し味わう
4.ほしいものが実現!

 

「イヤなもの・ことは、自分が何がほしいのかをしっかり感じられるために必要」という考え方が新鮮だった。


ただし、イヤなもの・ことに意識を向け続けるとそれを引き寄せてしまうので、自分が何がほしいかがわかったら、速やかにほしいものに意識を集中させることがポイント。

 

ほとんどの人は、自分が体験したイヤなことなどをくり返し思い出してしまう傾向があるので、イヤなものではなく、ほしいものにフォーカスするには少し練習が必要だという。

 

 

この時に重要なのは「味わい愛でる」こと。
瞬間瞬間に「自分がいい気分でいる」こと以上に大切なことはない、とソロモンは言う。
なぜなら、その時の自分の波動に合うものや人を引き寄せてしまうから。

このことをソロモンは「光の板」で表現している。

 

クリスマスツリーの電飾のような豆電球がびっしり並んでいる板があるとする。
サラはこの光のひとつ。サラが何かに意識を向けるだけで、サラの豆電球がつき、その時の豆電球の同じ波動を持つ豆電球が全部同時につくという。

 君が幸せな時はいつでも、君が味わい愛でる気持ちを感じている時はいつでも、つまり人々や物事の良い側面に気が付いている時はいつでも、君の波動は君が望んでいることと調和する波動になっているということなんだ。でも、君が怒っていたり怖がっていたりする時はいつでも、また、君が罪の意識を感じていたり落胆していたりする時はいつでも、その瞬間においては、君の波動は自分が望んでいないことと調和する波動になってしまっているんだ(P109-110)。


「心の扉を何が何でも開けておく」という表現も印象的だった。
宇宙には素晴らしい流れ(この本では「万事良好」の流れと呼んでいます)が常にあるが、心の扉を閉じるとそれは流れ込むことができないのだそうだ。
万事良好の流れにつながるには、やはり「味わい愛でる」いい気分でいることが大切。

 

そして、一番刺さったのが「罠にはまる」という言葉。

 君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、君は罠にはまっているんだ。なぜなら、他の人々が考えることや行うことを、君がコントロールすることはできないからさ。自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、その時には、本当に自由になれるんだ。それは、君が夢見たことのあるどんな途方もない夢よりもすばらしい自由だ。そして、君が喜びを感じられるかどうかは、君自身が何に対して自分の注意を向けることを選ぶか、ということだけにかかっているんだよ(P111)。

※下線部は本では傍点になっています

 

うまく行かない時、思い通りの結果を得られない時、ついつい自分以外の何かのせいにしてしまいたくなるが、それは「罠にはまっている」のだ。
今までいろんな本でこのことは読んできたが、はじめて納得できた気がする。

 

ストーリーなので読みやすく、サラと一緒にワクワクドキドキできる。
ひらがなが多めの訳なので、小学校高学年のお子さんでも読めるのではないだろうか。

 

実は、この記事を書いているのは読んでから約3ヵ月後。
続編2冊も読んで心がけるうちに、自分の考え方や感じ方ひとつで状況は変えられること、自分がいい気分を選択することで、自分の受け止め方や見え方が変わってきたと実感しています。

引き寄せの法則の入門書」と呼ばれている本。もしまだ読んでいない方があれば、ぜひ読んでみてください。

私のアクション:今自分がいい気分かどうかを意識する(いい気分じゃない時は、気分がよくなるとっておきのことを考える*2
■レベル:守

以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

※メモは近日中にUPします


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*1:まだ読書日記が書けていませんが、奥平亜美衣さんの『復刻改訂版 「引き寄せ」の教科書』にも登場します

*2:必殺技を見つけました!ただし、これは1人ひとり違うはずなので、あなたに合うものを見つけてください