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NLPはこう使おう☆☆☆☆

 

実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)

実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)

  • 作者:山崎 啓支
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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NLPを仕事に活かしている人に相談した時、紹介された本。
今までにNLPの本は何冊か読んでいるが、とても実践的な本だった。

◆目次◆
はしがき
プロローグ 人間力を最大化する脳の基本プログラム
第1章 能力を倍増させる言葉の使い方、質問のノウハウ
第2章 相手の意識のレベルに応じたコミュニケーションの仕方
第3章 コミュニケーションでリーダーシップを発揮する絶対条件
第4章 パワーコミュニケーションの実践
あとがきにかえて
索引
参考文献

もちろん、専門用語はきちんと網羅されている。
だが、その解釈が他の本とは違っていた。そこが新鮮だし、わかりやすかった。

 

著者が一番伝えたいのは、「NLPはテクニックではない」ということだ。
たとえば、ラポールは相手と信頼関係を構築することだが、その理由は「生存本能が安心・安全を求めるため」。
だから親近感を持ってもらうためにラポールを作るのだという。

こんな風に、脳の仕組みと結びつけて教えてもらえるので、「腑に落ちる」感覚が何度もあった。
「地図は領土ではない」も「メタ認知」も、なぜそうなのかをわかりやすく解説してあったので、納得して理解できた。

 

また、今まで本を読んでもNLPの勉強を続けてきた人に聞いてもピンと来なかった、VAKの3タイプの違い*1がこの本で初めて理解できた。職場でうまくコミュニケーションできる人とできない人の違いがここにあったことがわかり、これだけでも大きな収穫だった。

NLPを学問として学びたい、極めたいという人は別だが、仕事に活かしたい、周りの人とのコミュニケーションをスムーズにしたい、という人には充分な内容だ。
カウンセラーに近いような仕事でも、ヒントはたくさんある。

 

NLPって何ができるの?」という人や、本を読んだけど専門用語が多くてよくわからない、という人に特におすすめです。
私のアクション:「相手に安心感を与える」ことを意識してラポールを作る
■レベル:破 わかりやすいですが、教科書的なNLPの本とは少し違うので。 

次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。
※メモは近日中にUPします!

 

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*1:視覚重視(V)、聴覚重視(A)、身体感覚重視(K)の3つあります。簡単に言えば、動きや話し方など、さまざまなスピードが違うそうです。V→A→Kの順にゆっくりになります。もちろん、どれがいいというものではありません