毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

[読書日記]言語化力☆☆☆☆

家族が借りてきた本。
帯には「MBAよりも英語よりも大事なスキルが身につく36の考え方」とあります。


確かに、言語化はすべての基本で、速くて、効果的な能力。
読んで実感しました。


  • ポイント1 思考を言語化するプロセス
  • ポイント2 バズるための4つのポイント
  • ポイント3 言葉で人を動かす3つのポイント



◆本の目次◆
序章 すべては言葉から生まれる - 仕事も人間関係も人生も
第1章 「言葉にする」方法
第2章 印象に残る言葉をつくる
第3章 人を動かす
第4章 言葉で未来を指し示せ

こんな本です

著者は博報堂出身のPR/クリエイティブ・ディレクター。
著者の仕事のひとつは、「言葉にできないことを言葉にする」こと。


著者はどうやって言葉にしているのか?
そのコツを惜しみなく開示している本です。

言葉で世界のとらえ方を変えることで、
人生に向き合う姿勢まで変わってくる(P4)

ポイント1 思考を言語化するプロセス

書いてあることを抜粋しました。
流れはこんな感じ、というのが伝わるでしょうか。


0:スタンスを決める
自分の社会における立ち位置と、世の中に動きに対する好き嫌いを明確にしておく。


1:本質をつかむ

  • 固有名詞を省いて
  • 時系列も無視して
  • 行為と現象と関係性だけを抜き出す(P69)

構造だけを抜き出して、本質を大づかみにする→抽象化する
というプロセスです。


2:感情を見つめる
「問題の本質をつかむ」では、主観や自分自身を排除して客観的になることが必要。
その次は、逆に思いっきり自分に目を向けてみる。

問題の本質をつかんだら、それを自分のスタンスと照らし合わせる。その上で、そのことに対して、自分がどんな感情を持ったかを丁寧にすくい上げる(P74)

自分がその感情を抱いた理由を考える。
腑に落ちる答が見つかるまで徹底的になぜ?を繰り返すことで、「刺さる言葉」に近づきます。


3:言葉を整える
仕上げ。相手やその場の雰囲気に合わせて調整する。

「スタンスを決める」=どんな料理を作るか決める
「問題の本質をつかむ」=食材を決める
「自分の感情を見つめる」=調理加工する
「言葉を整える」=最後にお皿に盛りつける
くらいのイメージ(P79)


言語化のプロセスは、ていねいに書かれています。
映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」を題材に、どういう映画かを言葉にしてみるという手順が載っているので、わかりやすい。
しかもその例が、小学生向けと2種類あり、どちらも拍手したくなるように鮮やかです。


著者は、地道に繰り返せば、このプロセスは身につくと言います。
自転車に乗れるようになるとか、そういう感覚に近いそうです。

ポイント2 バズるための4つのポイント

簡単バージョンは次の通り。

「短くシンプル」か
「意外性」があるか
「学び」があるか
明日から「すぐにやれる」か(P138)

この4つを意識すると、刺さる内容に近づきます。

本質バージョン(こちらも4つ)もありますが、ここでは割愛。

ポイント3 言葉で人を動かす3つのポイント

人を動かす。ここを何とかしたい人も多いですよね。
これも、「言葉」の選び方で大きく前進できます。

1.目的を明確にすること
2.目的に向かうプロセスを明確にすること
3.主語を複数にすること(P186)

例)桃太郎
1.ただ「動け」ではなく、「鬼を退治しに行こう」だから犬猿キジもついてくる。
2.「この先に鬼ヶ島がある。そこに鬼がいて、5人で立ち向かえば勝てるはずだ」なら、努力量の目安がわかる。
3.「鬼を退治してこい」ではなく「一緒に鬼退治しに行こう」
「あなたが退治する」のではなく「ぼくらで一緒に退治しに行く」


確かに、これなら「やってもいいなあ」という気持ちになりませんか?

まとめ

クリエイティブ系の人の書く文章はちょっとクセがあります。この本もそう。
全体に「熱量高め」です。

でも、内容が素晴らしいのでぐいぐい引き込まれました。

自分の欲望を、誰もが望む未来を、自分なりに「言葉」にできた人が「総取り」できる時代(P39)

言語化とは、あらゆる場面に効果的です。
この記事では取り上げられませんでしたが、交渉、悩みの解決などオールラウンドに使えます。

「モヤモヤしてうまく言葉にできない」が解消できれば、あなたの人生はぐっと歩きやすくなるはず。


言語化力は人生を変える。大げさではなく、そう感じられる本です。
すべての人に必要な、役に立つ能力。ぜひ読んでみてください。
私のアクション:人生のビジョンを言語化する
■レベル:破 



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