毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

[読書日記]自分の意見で生きていこう☆☆☆☆

家族が借りてきた本。
他に読む本があって期限までに読めず、一度はあきらめました。
すると、わざわざ借り直してきてまで、読むよう言われました(半強制的)。


それだけ推したくなるのもわかる。
確かに、「今読むべき本」でした。


  • ポイント1 問題には「正解のある問題」と「正解のない問題」がある
  • ポイント2 反応と意見はちがう
  • ポイント3 ネットで「本当の姿」を開示する



◆本の目次◆
1 「意見」とはなにか、なぜ必要なのか
2 「反応」だけではダメな理由
3 SNS時代に「自分」を創る
4 生きづらさから脱却しよう
5 リーダーシップの最初の一歩
6 オリジナルの人生へ
練 「意見」をもてるようになる4つのステップ

こんな本です

以前は外資系企業に勤め、海外経験も豊富なちきりんさん。
日本では自分の意見を言わない人が多いばかりか、言う人を叩く風潮があることを憂えています。


これは、日本の学校教育で「正解がある問題」ばかり教えていたからでは?というのがちきりんさんの説。

人生を左右するような問題にはいずれも正解がないのです。
だから「正解のない問題」について自分の意見が明確にできなければ、自分オリジナルな人生を作っていくことができません。どこに住み、誰となにをして暮らし、なにに時間とお金とエネルギーを注いでいくのか。ひとりひとりの人生は、そういった正解のない問題への答え(選択)によって形成されていく(はじめに)


「自分の意見」には正解がない。自分のアタマで考えるしかない。
どうやって「自分の意見」を作っていくのか、を説く本。

ポイント1 問題には「正解のある問題」と「正解のない問題」がある

日本の学校で教えるのは「正解のある問題」です。
しかし、社会に出て直面するのは

  • 就職先をどこにするか
  • 結婚/離婚するかしないか
  • 家を買うかどうか

など、「正解のない問題」がほとんど。


まず「正解のある問題」と「正解のない問題」を分けて考える必要がある。

「正解のある問題」は調べれば答がわかります(ネットや本、専門家に聞くなど)。

しかし、「正解のない問題」にはそもそも「正しい答」が存在しないのです。
あるのは「意見」だけ。


――これが驚きなのですが、「意見は人によって違うのが当たり前」なのです。
「正しい意見」「間違った意見」はありません。


よくSNSなどで「あなたの意見は間違っている!」というバトルが繰り広げられていますが、そもそもそれが間違っていたんですね。

問題には「正解のある問題」と「正解のない問題」の2種類があること、正解のない問題にはさまざまな意見がありうること、意見には正しいも間違いもないこと、そして、意見が人によって違うのはあたりまえ、という基本的なことが、理解されていない(P23)

「人生にも(算数などと同じように)正解がある」と誤解してしまうと、それが何らかの理由で手に入らない人にとっては、とても「生きづらい」世の中になってしまいます(P133)

この前提を理解できれば、世の中の見え方が大きく変わってきます。

ポイント2 反応と意見はちがう

ちきりんさんの定義はシンプルです。


「意見」とは、自分のポジションが明らかなもの。
それが明らかでないものはすべてただの「反応」です。


たとえば、ある問題に対して自分は賛成なのか、反対なのか、ということが明確でなければ意見ではない。
意見は考えなければ出ないが、反応は考えなくてもできる。

「反応」は熱いお湯がかかった時にとっさに手を引っ込めるのと同じ。
その程度ってことです。


ちきりんさんは外資系企業で働いていた時に、「意見」と「反応」の違いを叩き込まれたといいます。
その企業では、自分の意見がなければ「思考放棄した」とみなされ、一人前ではないという評価になってしまったそうです。


だからまず、これは意見なのか、ただの反応なのかを見極めるところから始めましょう。
ネットによくあるコメントの例や、会議での発言などが出てきますが、この定義で考えると、ほとんどがただの「反応」。


よく考えて、「意見」を発信しましょう。
自分が意見を持てるようになったら、ネット上のコメントが意見か反応かわかるようになります。
ただの反応は気にならなくなるそうですよ。

ポイント3 ネットで「本当の姿」を開示する

これは、ちきりんさんの未来予想だと思うのですが、これからは、採用に「SNSを調査する」が標準装備されていくそうです。

なぜなら、面接用の“取りつくろった状態”よりも、はるかに有益な情報が得られるから。


今のSNSチェックは、まだ「ネガティブな要素をチェックする」程度。
ところが、AIがビックデータを解析できるようになれば、ネット上の情報で採用の可否が判断されるようになるというのです。


たとえば、

  • どんな発信にいいねしているかまで調べられる
  • 「リツイートしたら100万円当たる」懸賞にばかり反応していることもバレる!

うかつなことはできませんね。

ネット人格で判断される時代とは、そういう「表と裏を使い分ける時代」の終焉(P100)

ただし、むずかしいことはありません。
「ネット上での発信は、リアルな社会でのふるまいと同じ」と理解しておけば大丈夫。
リアル社会での自分以上に「すてきな私」「知的なオレ」を演出する必要はありません。

まとめ

■レベル:破 この発想はちきりんさんならでは。納得です 

すべての人はできるだけ早く学校的価値観を脱し、「正解探しモード」から「自分の意見を考えるモード」に移行する必要がある――これが、私がこの本を書こうと思った根本的理由(P245)

なぜ学校の知識が重要視され、自分の意見を言うことがよくないとされてきたのか、その辺がわかってスッキリ。

これは日本だけの状態(日本以外のアジアでも、欧米に近い印象)だそうです。
日本の生産性の低さはここから来るのではないでしょうか。


ネットでファンが増える人と増えない人の差も、「自分の意見」があるかどうか。
それを踏まえてどうファンを増やすか、という情報が、個人的には一番有益でした。


「ネット人格」を限りなく本当の自分に近づけていくのが、これからの生き方。
グローバル社会を生き抜きたいすべての人に、おすすめです。


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