毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『勝間式 超ロジカル選択術』メモ  

【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください


■選択にまつわる誤解 2

  • 誤解その1 世の中の選択には正解がある

100%正しい選択は存在しない
限られた選択肢の中から、少しでもマシそうなものを選ぶ。しばらくやってみて、ちょっと違うなと感じたら軌道修正し、よりよい答えに近づいていく。人生はその連続

  • 誤解その2 後悔イコール悪

私たちが後悔するのは学習しているということ
勝間さんは「後悔最小法」と呼んでいる
どの選択肢をとっても後悔するのだから、より自分が受け入れやすい、納得できる後悔になる選択をする
「やらない後悔」が生じないようにする
リスクや失敗をリカバリーできるバックアップ体制を取る

  • 誤解その3 選択はやり直せない

選択は一度きりではない。生きている限り、何度でもやり直しできる
勝間さんは「51%以上正しければオッケー」と考えている→やり直しているうちに、だんだん正解に近づくから


■「勝間式 超ロジカル選択術」とは7
「4つ以上の選択肢を用意する」
「本来とるべき選択を容易にできるようにしておく」
「必ず後戻りできるようにしておく」
の3つ(詳細は以下)


1.選択肢を増やす
よりよい決定をするには、4つ以上の選択肢から選ぶことが望ましい
2~3だと妥協しがち。10以上あると選ぶのが大変
まず3つの選択肢を検討すると、自分の選択基準や優先順位が明らかに
その上で4つ目以降の選択肢と比較すれば、より納得の行く選択ができる

2.ベターな選択をしやすいよう仕組み化する
例)自炊が体にいいと思っていても、すぐ自炊できる環境がなければ、ふらふらとコンビニにに寄ってしまう
勝間さんはパスタを茹でる時、簡単確実なホットクックを使う
計量もめんどうなので、100グラムずつ束になっているものを常備
仕組み化しておくと、よりよい選択肢を選びやすくなる

3.常にバックアッププランを用意する
もし間違っても、後戻りできる道を残しておけば、失うものは最小限で済む
後戻りできない選択肢は避ける
例)共働きのカップルが世帯収入の35%、40%でローンを組む→離婚した瞬間に破綻する


■現状維持バイアスを意識的にはずす14-15
「今持っているもの」に対する主観的価値は、実際の約2倍になる
つまり「現状は3割増・未来は3割減」に見えるので、現状を3割減、未来を3割増で考えるとフラットな比較ができる


■選択とは、限られた時間の中で配分を決めること50
時間が無限にあるかのように錯覚してしまうと、選択を誤る