■2度書き手帳術
今日の課題は“理想の毎日の現実のギャップが激しい”に効くもの。「うまくいった状態」を先取りして宣言してしまうのだ。これも「完了形で“目標達成後の自分”をイメージする」方法*1のひとつ。
ここでのポイントは、“1週間分まとめて書いてしまう”こと。前日寝る前などに書くと、反省モードになりやすいからだそうだ。日曜の夜か月曜の朝に、1週間のスケジュールを確認しながら、ここは不安だなと感じたところをポジティブに宣言し、自分のプラス思考の自己暗示をかけてしまう。
たとえば、
「朝、ちゃんと起きられるか不安…」
と感じたら、
「朝スッキリ起きられた!*2」
と書く。
さらに、面白いのは“その通りにできた日は、夜の手帳タイムに緑のマーカーでその宣言を塗る”という作業もあること。チェックボックスにチェックを入れるのもそうだが、このマーカーで塗るのが最高に気分がいいのだ。こんな風に小さな達成感を積み上げることが、前向きな気持ちを維持するのに役に立つのだろう。
※詳しく知りたい方は『「2度書き」手帳術』さとうめぐみ著をご覧ください。