毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

人生にはクッションが必要だ

(旅行中なのに全然旅っぽくない話ばかりですみません。もう1日おつき合いください。明日から通常モードに戻ります)


移動中に読もうとカバンに入れてきたのは『一生折れない自信のつくり方』という、およそ旅に似合わないバリバリ営業マンの書かれた本。帰りの新幹線で読み終えたのだが、その中に“見直しタイムをつくる”というのがあった。「計画を見直すための時間・調整するための時間」のことだが、積極的に取っている人の例も出ていた。
それを読んで、板坂元さんが『続 考える技術・書く技術』の中で“やりたいことはひとつに2〜3時間取ってゆっくりやる方がいい、時間割のように細かく決めすぎない”という意味合いのことを書かれていたなあ、と思った。
さらにそれで思い出したことがある。


私が手帳術に関心を持つきっかけになった“夢かな手帳”の作者、藤沢優月さんは「クッションタイム」を持つことを提案されていた。
クッションタイムとは、予定と予定の間にはさむ緩衝帯のようなもの。予定がその通りにならなかった時、びっしり予定を詰めていたらあとの予定がすべて影響を受けてしまう。そこにクッションタイムをあらかじめ作っておけば、そこで吸収できてあとの予定に響かずにすむ。
そうだった、忘れていた、と思った。


ついつい予定が空いているとそこに何か詰め込みたくなってしまうのだが、実はそれは賢くないのだ。収納術のようにすき間に何でも詰めればいいってものじゃない。
旅行前にも予定を詰め込みすぎてパンクしてしまったり、自分の能力を越えた計画を立ててしまい全然こなせず嫌になったり、悪い見本のようなことをしていた。


一生折れない自信のつくり方』には、他にも「自分のリズムを守ることが自分を守る」とか、「完璧主義ほど愚かなものはない」とか「自分に正しい評価をする。他人と比べない」など、耳の痛いことばがたくさんあった。自分のキャパシティや自分のペースは自分にしかわからない。
自分を守り、持続させるためにもスケジュールを欲ばりすぎず、積極的に見直しタイム・クッションタイムを作ろう。


一生折れない自信のつくり方』の読書日記は、今週中にUPします。お楽しみに。