■朝メール・夜メール
何が正しい名称かわからないが、先日読んだ『ちょっとした勉強のコツ』に刺激を受けてトライすることにした“リスト”*1。
- やりたいことを全部書き出し
- 優先順位をつけ
- ひたすらやる
の簡単3ステップだ。
脳科学的見地から言うと、前の晩に予定を立ててうまくいった姿をイメージして寝た方がいいそうなので、昨夜リストを作っていたらそれだけで深夜。
今朝はスタート時間の設定を遅めにしておいたし、かかる時間もやや余裕を持たせていたから大丈夫だろう、と思っていたら甘かった。
なぜか次から次へと仕事がわき出てくるのだ。
メールに返事をしたらまた返事が来てそれに返事をしてという無限ループになったり*2、予定していた仕事のついでにこれをやっておけば早いな、という+αの作業を少しやろうと思ったら底なし沼のように時間がかかったり。なぜだか全然終わらない!
昼寝もせず、ネットサーフィンにさまようこともなく、TVも日中はまったくつけず、ひたすら作業しているのに終わらないんですの。
何か根本的に間違っているんだろうか。
仕事のチャンクダウンが甘いとか、設定時間の見積もりがおかしいというレベルでここまでひどくなるもの?首をひねってしまった。
ただ、今までより集中できたし、とにかく終わらせた作業もあった。「ここまではやる」という目標が達成できたので少しはほっとした。
たぶん、今までいい加減にしてきたつけが回ってきたんだろうと思う。何一つちゃんとできていなくてほったらかしているから、ちょっとした作業のついでに底なし沼が発生するのだ。
さらに、もうひとつ心当たりがある。
以前読んだ掃除の本に、
- 平面(テーブルやキッチンの調理台など)…毎回掃除
- 垂直面(システムキッチンの扉など)…汚れていたら掃除
という区別があって、目からウロコが落ちたことがある。
これで言うと、私は毎回すべての垂直面も磨いて大掃除しているようなムダがかなりあるのかもしれない、とふと思った。
どこかで線を引こう。手数を減らすことを考えよう。時間にも体力にも限りがある。
それに、底なし沼だらけなのは途中で放り出していることがたくさんあるからなので、それは地道に作業を続けるしかない。永遠にこのハードさではないはずだ。『「仕組み」仕事術』『「仕組み」整理術』の泉正人さんも、「仕組み」ができるまでは大変だけど、できてしまったらあとは楽、と言われていたし。
ここに体力を使えるよう、明日からはもう少し考えることにする。