「24時間の采配権が自分にない」人のための本。
- ポイント1 「衝動買い」ならぬ「衝動時間」をやめる
- ポイント2 足し算は「人生の点打ち」である
- ポイント3 「理想の1日」から考える
◆本の目次◆
序 章 時間がない!思考から抜け出す
第1章 全体を把握する時間の「見える化」
第2章 タイムパフォーマンス向上術
第3章 やめる時間術のカギ 時間の「引き算」
第4章 時間の引き算 応用編
第5章 人生を豊かにする時間の「足し算」
時間にまつわるQ&A
こんな本です
著者・尾石晴(ワーママはる)さんは、フルタイム勤務ワンオペ育児(お子さんは2人)をしながら、副業で不動産投資、ヨガスタジオ経営、各種SNSやVoicyでの発信、さらには年300冊もの読書をこなすスーパーウーマン*1。
しかし、育休から復帰した直後はまったく時間が足りず、苦労したといいます。
本当に役に立つ時間術の本がなかったため、試行錯誤しながら2年で今の時間の使い方にシフト。
その方法をまとめたのがこの本です。
この本は「時間の使い方」を見直し、自分の生き方を選ぶための本です(P14)。
まず、何に時間を使っているか検証し、ムダな時間、自分の価値観からはずれた時間を引き算。
その後、「満足のいく時間」を足し算するというステップ。
無理なく「理想の1日」に近づける方法です。
ポイント1 「衝動買い」ならぬ「衝動時間」をやめる
はるさんは「時間の財布」をイメージすることをすすめています。
衝動的にやりたい!面白そう!と予定を入れていくと、「衝動時間」が増えていき「時間の財布」から時間は出て行ってしまいます(P61)
「やったらいいこと」に手を出していると「本当にやりたいこと」は永遠にできない!
やったらいいことは全部やめる(P136)
この覚悟が持てると、引き算はスムーズにできるはず。
ポイント2 足し算は「人生の点打ち」である
スティーブ・ジョブズが2005年、米国スタンフォード大学卒業式の祝賀式スピーチで述べた「点と点をつなげる」というエピソード。
足し算はこれがベースのイメージです。
こちらのサイトにどんなスピーチか紹介されています↓
www.countand1.com
「時間の足し算」は「人生の点打ち」です。
私たちの毎日の行動やそれに使った時間は、人生という長い道に1つずつ点を打っているのと同じ(P141)
「足し算項目」をやり切るのが目標ではなく、「理想の1日」に近づくのが目標であり、その点打ちをつなげて理想の生き方をするのが人生の目的(P161)
「行動ひとつひとつが点になり、それが将来結びつく」と考えれば、毎日を大切にする意識が生まれる。
同時に、目の前のことだけでなく、もっと長いスパンで考えられるようになります。
ポイント3 「理想の1日」から考える
「理想の1日」を考えても何の意味があるのか、と思ってしまいそうですが、実はとても有効な方法。
理想を言語化するというのは「こうなったらいいと思っている人生」についての予言です。人には「予言を叶えようと、それに沿った行動を選択していく。予言が的中するように導かれていく」という特性(P147)
があるそうです。
【参考】ロバート・K・マートン(社会学者)が提唱した「予言の自己成就」
gimon-sukkiri.jp
理想の1日と現在のギャップをあぶり出し、理想に近づくには何をしたらいいのか。
具体的に考えて行動に落とし込んでいくといいそうです。
感想
時間の使い方は、時間がなくて苦労しているワーママに聞くのがいちばんだと思いました。
やり方としては特に目新しいものはありません。ごくオーソドックスな印象。
どこかで見たことがあるものも、具体的な方法やはるさんが実際にやった内容がわかるため、行動に移しやすい。
不思議に説得力のある本。これがはるさんの魅力なのかも。やってみようと思えます。
こんな人にオススメ
■レベル:守
小手先のテクニックよりも、「どんな生き方をしたいか?」「何を優先したいか?」という自分の本質を見つける方法。
この方が確実で早く、幸福度も上がります。
思うように時間を使えないすべての人に。
ママじゃなくても役に立ちます。
私のアクション:自分軸で時間の評価をしてみる
「ないよりあった方がいいもの」に費やしている時間は、時間のない人にとっては真っ先にやめるべきもの
— やすこ (@yasuko659) 2022年6月13日
——ワーママはる『やめる時間術』
あったらいいもの=なくてもいいもの。本当にやりたいことをやるために、それ以外は手放す#読了 #本が好き #実業之日本社 pic.twitter.com/5Jqqr15a1z
次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモのスタンスはこちら
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*1:2020年4月に会社員は卒業