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【社会で成功する人は“仕事ができる人“ではなく“人間関係を制する人“】
- ポイント1 あなたの評価を決めるのは上司+α
- ポイント2 「苦手な上司」を「最速で成長させてくれる上司」とリフレーミング
- ポイント3 それでも嫌な人からの言葉は“評価”しよう
◆目次◆
序章 学校で成績が良かった人ほど会社に入ってから苦労している
1章 知らず知らずのうちに敵をつくってはいないか?
2章 飲み会、食事会、プライベートでのコミュニケーション
3章 なぜか好かれる人のコミュニケーション
4章 苦手な人とのコミュニケーションの取り方
5章 協力者・味方を増やす
6章 人間関係を良好にしながらモチベーションを上げるテクニック
- 読んだきっかけ
- こんな本です
- ポイント1 あなたの評価を決めるのは上司+α
- ポイント2 「苦手な上司」を「最速で成長させてくれる上司」とリフレーミング
- ポイント3 それでも嫌な人からの言葉は“評価”しよう
- こんな人にオススメ
- レベル
読んだきっかけ
ツナグ図書館の活動を通じ、日本能率協会マネジメントセンター様よりご恵贈いただきました。
ありがとうございます。
こんな本です
入社1年目。学生の時と同じ感覚で「成績が良ければいいよね。しっかり結果を出して、周りの人となるべく関わらないようにしよう」と思っていると、思わぬ苦労をしますよ、というのがこの本の趣旨。
なぜなら、社会での評価は成績だけではないからです。
新卒で入った企業の営業として、成績が上がらず苦労した著者。自らの失敗を振り返りつつ、入社1年目でどこに気をつければいいのか教えてくれます。
とは言え、私の社会人デビューは「はるか遠い昔」のこと……。
この記事では、「もし社会人1年目の自分に会えるなら、この本のどこを教えたいか」という視点で書いてみました。
ポイント1 あなたの評価を決めるのは上司+α
学生時代は、「成績」というわかりやすく、動かしがたい基準がありました。
成績さえきちんとあげていれば、誰にも文句は言われません。
しかし、社会は評価基準が違います。
私がそれに気づいたのは、社会人になって何年も経ってからでした。ある本で「あなたの評価を決めるのは、直属の上司」という言葉を読み、愕然としました。
「上司がアホやから」
などと言っていたら、永遠に評価は上がりません。
同じ実力なのに罵倒される人もいれば、怒られずいい仕事を与えられる人もいます。
「そんなの不公平だ!」と思うかもしれません。
しかし、会社というのは生身の人間の集まりであり、好き嫌いや相性が評価に影響するのは当たり前のことなのです(P25)。
この本では、さらに「上司以外の評価」も関係すると書いてありました。
それは、あなたの周りの人の評価。
評価をする際、ほとんどの上司は自分だけで判断するのではなく"まわりの人の評価”を参考にします。
(中略)
上司は、パートの人、事務スタッフ、他部署の人に「〇〇君って、普段どんな感じかな?」と雑談のノリでリサーチをします(P115)。
もちろん、スムーズに仕事をするには、周囲としっかりコミュニケーションを取り、いい関係を築く必要があります。
それができていればなんの問題もありません。
ただ、これを頭においておけば、意外なところで足元をすくわれることが減ります。
ポイント2 「苦手な上司」を「最速で成長させてくれる上司」とリフレーミング
組織でもっともストレスになるのが「上司との関係」。
「理解ある上司に恵まれて、楽しく働いています」という人は、おそらくほんの一部でしょう。
この本では、上司への見方を変えることを勧めています。
「いつもダメ出しをされる」
「細かいチェックが入る」
など、イライラしますよね。
こんなときは、ものの見方を変えてしまいましょう。
上司を変えることはできなくても、自分の考え方を変えることはできます。
であれば「苦手な上司こそ自分を成長させてくれる存在だ」と考えるようにしたほうがメリットはあります(P142)。
ダメ出しされたら、素直に修正する。
次の提出物も、同じことを指摘されないよう気を配る。
すると、あなたの成長が早くなるかもしれません。
――なぜなら、上司はあなたよりも長く勤め、経験があることがほとんど。
そんな上司の「こうした方がいい」という指摘は、あなたにとっては「宝」なのです。
凹んだり、怒ったりしていたらもったいない。
著者の知り合いの編集者は、企画が通らず悩んでいたそうです。
しかし、上のようなことに注意し、さらに上司をよく観察してどうすれば企画を気に入ってもらえるか、工夫を続けました。
残念ながらその会社では結果が出せませんでしたが、転職後、彼の企画書は絶賛されたそうです。
上司の意地悪にもくさらず、努力を続けたことが実を結んだんですね。
ポイント3 それでも嫌な人からの言葉は“評価”しよう
それでも相性が悪い、どうしても合わない人は残念ながら存在します。
そんなときの対処法も書いてありました。
それは、相手の“ムカついた言葉に点数をつける”こと。
……「今の嫌味はベタだし、なんの工夫もないから30点」と点数をつけます。
このようにジャッジしたとたんスっと怒りが収まります。ムカつきがどこかに飛んで行ってしまうのです。233
もちろん、上司に対しても使えます。
著者は会社員時代、パワハラまがいの上司の言葉も心の中で評価していたそうです。
すごいプレッシャーだったら「今日のすごかったな、85点」と高めにつけます。
またちょっとしたお叱りなら「今のはたいしたことなかったから、20点」といった感じでジャッジするのです。
すると、不思議なことに自分自身を客観的に見ることができます。
これでスッと気分が楽になるのです。234
遊び感覚で点数をつけてみましょう。
ムカついたときはぜひ試してみてください。
こんな人にオススメ
社会人1年目の方はもちろん、若手の社会人で「がんばってるのに評価されない」と感じる方におすすめです。
次のようなことが学べます。
・上司や先輩と適度な距離感で良好な関係を築く
・まわりの人から自然に協力してもらえる環境をつくる
・「この人と一緒に働きたい」と思われる存在になる (「はじめに」より)
レベル
守 切り口は新鮮ですが、内容は基本的なこと。まずはここから
私のアクション:短時間✕接触頻度を意識して、好印象を狙ってみる
職場では、必ずしも実力のある人が成功するとは限りません。
— やすこ (@yasuko659) 2025年6月22日
むしろ、実力が多少足りなくても、まわりの人たちと良い関係を築いている人がうまくいっているのです。
目の前の仕事だけに目を向けるのではなく、職場の人たちとの関係にも気を配ってみてください。 pic.twitter.com/000yWVWkfM
※この本のメモはありません
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