毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「自分を動かすしくみ」をノートで作る☆☆☆☆ 

「すぐやる人」のノート術
塚本 亮
明日香出版社(2018/01/15)
¥ 1,512

※ [Kindle版] はこちら

「すぐやる人」のノート術
明日香出版社 (2018/05/02)
売り上げランキング: 9,844

【2019/03/22UP】
ネットで見かけて興味を持った本。なかなか「すぐやる人」になれない私は、何かヒントになることがあればと思い、図書館で借りて読んでみた。
ノートの書き方を変えるだけでこんなに変わるのか、と驚いた。


◆目次◆
はじめに
第1章 ノート1冊で時間が3倍になる!
第2章 仕事がサクサク進む!タスコンノート
第3章 1日5分で行動を加速させる!リフレクションノート
第4章 打ち合わせ・会議・勉強会で役立つ!トリニティノート
第5章 モヤモヤを解消して心を軽くする!クレンジングノート
第6章 もっと行動したくなる!トリガーノート
おわりに

著者は偏差値30台から一念発起して大学進学、その後ケンブリッジ大学に留学して心理学を専攻、帰国後は英語教育関連を中心に活躍している人だ。
www.gl-academia.com
大学受験の時や留学時、自分を動かす仕組みとして活用したのがノートだったという。


この本では、5つのノート術が紹介されている。

  1. タスクを終わらせるための「タスコン(=タスクコンプリート)ノート」
  2. PDCAで行動につなげる「リフレクションノート」
  3. 打ち合わせ、会議、勉強に3本線を引いて使う「トリニティノート」
  4. 心のモヤモヤをひたすら書き出す、A4用紙でもOKの「クレンジングノート」
  5. いつでも持ち歩き、思いつきをメモする「トリガーノート」

いずれもどこかで見たような内容で、特に斬新なものではない。
だが、著者が使いやすく工夫を重ねたやり方なので、すぐに試せるのが魅力的だ。


著者はもともと、典型的な「先延ばしする人」だったそうだ。しかし、ノートを使うことで「すぐやる人」に変われたという。
先延ばしの原因として

1.やることをちゃんと把握できていない
2.思考が整理されていない
3.モヤモヤして気乗りしない
4.すべきことに追われているだけ(P6)

が挙げられる。

「ノート1冊でこれらの原因を解消できる」というのだ。

…本書では、誰でも使ったことがある身近なノートを使って、行動力を高める方法をご紹介します。
(中略)
…4大原因をしっかりと解消する方法なので、1つずつ取り組んでいくと、きっときっとあなたもその効果をすぐに感じてもらえる(以下略)(P10)

人によって必要なものは違うと思うが、「タスクを終わらせたい」「行動力を上げたい」私に必要なのは「タスコンノート」と「リフレクションノート」。この本もその2つを中心に読んだ。


タスコンノートは付せんでタスクを管理するものだ。ただし、「ノート」とは呼んでいるが、実際にはA4用紙を縦に線を引いて4分割したもの。4ブロックをAM・PM・夜・予備に分けて、それぞれの時間帯にやりたいタスクを付せんで貼って管理する。
この用紙を1週間分作り、クリアファイルに入れて持ち歩くことが推奨されている。

もちろん、これだけでは時間管理できないので、別にバーティカルのウィークリーと併用する。
A4用紙で簡単に用意できることと、4分割するだけで入手しやすいサイズの付せん*1にピッタリになるので、使い勝手は抜群だ。


もうひとつ、行動に改善を加えていくためのノートが「リフレクションノート」。こちらはおなじみのPDCAをノートで継続させる方法だ。「リフレクション」とは振り返りのこと。1日5分、寝る前などに行動を振り返り、どう改善するかを考えるしくみになっている。
実際にはA5の方眼ノート(または無地でも可)を横向きに使い、やはり縦に4分割して1日1ページ使う。日記をPDCAで書くフォーマットと考えればよい。
振り返り、新たにどんな行動をするかを書き出すのだが、それを付せんに書いて翌日以降のタスコンノートに貼ることで、ぐっと行動につながりやすくなるという。

さらに、特徴的なのはリフレクションノートはPDCAの順ではなく、D→C→A→Pの順になること。

起きた出来事(D)
気づき(C)
改善策(A)
今すぐできること(P)

を書き出すのだ。

…毎日、振り返る時間を取りましょう。振り返る時間にノートと向き合ってみてください。
「何がうまくいかなかったか」
「それを埋め合わせるためにどんなことができるだろうか」
「明日の行動として何に挑戦してみるだろうか」
そのようなことをノートに書き出していくのです(P120)。

著者は2ヵ月でノート1冊を使い切るくらいのペースになるという。毎月、月初にはその月の目標を書いたり、資料やメモなどを貼る、いわゆる「母艦ノート」としての要素も持たせるので、スケジュール以外のことはすべてこのノートで管理する感じだろうか。


すぐ使えるノウハウがギュッと詰まった1冊。ここでは言及していませんが、仕事や勉強*2では「トリニティノート」が役に立つノートになるはず。
ノートを書け、と言われてもどこから手をつければいいかわからないという人や、いろいろ本は読んでみたけど実行できていない人にお勧めです。すでにノートを書いている人も、さらにブラッシュアップのためにどうぞ。
私のアクション:タスコンノート、リフレクションノートを作る♪
■レベル:破 さまざまなノート術を使いやすくアレンジした「オリジナル」です

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※この本のメモはありません

*1:75×14ミリ、もっとも一般的なサイズをさらに縦半分にしたものです

*2:英語学校を主宰されているだけあって、英語学習ノートとしての使い方も解説があります