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【「得意」✕「好き」=「個性」】
- ポイント1 「善意」を信じて、ポジティブな気持ちで向き合う
- ポイント2 実際にやってみる
- ポイント3 「得意」と「好き」をかけ合わせる
◆目次◆
1 おもしろさを「見つける」
2 おもしろさを「深める」
3 おもしろさを「形にする」
4 おもしろさを「楽しむ」
読んだきっかけ
ツナグ図書館の活動を通じ、KADOKAWA様よりご恵贈いただきました。
ありがとうございます。
こんな本です
著者・ゲムぼく。さんは、2015年8月にペンネームと同名のブログを始め、現在までほぼ毎日更新を続けている人。
gameboku.com
「ゲムぼく。」とは「ゲームはぼくの人生だ。」の略ですが、内容はゲーム以外にもさまざま。
コンビニの商品についていろいろ書いていたらコンビニから試食会のオファーが来たり、今回書籍のオファーが来たり。
すごいのは、この本はブログ記事をまとめたものではなく、全編書き下ろしであること。
というのも、この本のテーマはサブタイトルにある「"伝えたくなる日々”を手に入れる方法」だから。
かなり具体的に「発信する方法」や「考え方」が書いてあり、形はブログ以外でも、発信に興味のある人には役に立つ内容になっています。
内容はビジネス書っぽいのに、スイスイ読めるのは、さすがブログを10年間続けてきたゲムぼく。さんならでは。
笑って気軽に読めるのに、大事なことは心に残る。
珍しいタイプの本です。
ポイント1 「善意」を信じて、ポジティブな気持ちで向き合う
ブログ「ゲムぼく」は、「作り手や売り手の善意を信じ、身を預け、全力で楽しむ」記事が多い(P105)
のだそうです。
ぼくはブロクで記事を書くとき、基本的にポジティブな話だけをする。それは……「世の中の商品は、基本的には誰かの幸せを願って作られた『いいモノ』である」という考えを持っているから、というのが大きい。
(中略)
だとすれば、まずは「善意」を信じて、その商品にポジティブな気持ちで向き合って、いいところを探してみよう、というのがぼくの思想だ(P96)。
あえておもしろさの秘訣を挙げるとすると、「あらゆるものに対して、まずはその『善意』を信じてみることをやっている」というのは、かなり大きな割合を占める(P105)。
実は、ポジティブなことよりもネガティブなことを書いたほうが、簡単にバズれるそうです。
でも、それが合わないと感じるゲムぼく。さんは、あえてそれはしない。
世の中を信じ、相手を信じる。それがゲムぼく。さんに通底する考え方なのだろうと思いました。
それは、この本のタイトル『人生は良ゲー。』にもつながりますね。
そして、「返報性の法則」とはちょっと違うかもしれませんが、「世の中の善意を信頼しているよ」という生き方をすることで、ゲムぼく。さんにとってさらに生きやすい世の中になっていくような気がします。
ポイント2 実際にやってみる
これ、以前ある作家さんにも言われたことがあります。
「本当にやったこと」は、フェイクがいくらでも作れる今、ものすごく価値が高くなっているのだとか。
だからこそ、「実際にやってみる」ことには、それだけで価値がある。
消費社会でありタイパ時代であり、SNSでなんとなく流れてきたものに目を通すだけでそれなりに知った気になれてしまう便利な世の中だからこそ、「この人は、わざわざ一定の時間をかけて、実際に行動を起こしてくれた人だ」ということの価値やありがたみは、驚くほど増しているのだ(P111)。
写真の撮り方ひとつでXの反応が大きく変わる、というのは実際に経験しています。
美しいかどうかではなく、加工じゃなくて本当に撮った写真かどうか、という意味で。
なので、この説には深く納得しました。
ポイント3 「得意」と「好き」をかけ合わせる
まずは自分の「得意」と「好き」を理解し、言語化しておくことが大事だ(P133)
ぼくは自分の「得意」と「好き」を理解し、言語化できている。
(中略)
そして、この「得意」と「好き」をかけ合わせると、世の中のさまざまなものを、自分ならではの視点や方法で深められるようになる。誰かのマネではなく、オリジナルができるようになるので、とても楽しい(P134-5)。
それがこの記事のトップにも書いた
【「得意」✕「好き」=「個性」】
となり、自分ブランドになる、というわけです。
ここをしっかり言語化できている人は実は少ない、とゲムぼく。さんは書かれています。
自分ブランドを作りたい人は、ぜひ取り組んでみましょう。
こんな人にオススメ
世の中に向けて何かを発信したい方。発信しているが、うまく届いていないと感じている方。
「自分ブランド」を作るヒントも満載です。
私のような、「ブログはあるけどあまり更新できていない」という方にも刺激になりますよ。
急にブログが書きたくなってきました…。
レベル
守 体験に裏打ちされた、とてもわかりやすい内容です
私のアクション:自分の「好き」と「得意」を言語化する
結果は後からついてくるが、ついて来なくてもいい。完全なコントロールが不可能である以上、そこを強く求めてもいいことはあまり起きない。
— やすこ (@yasuko659) 2025年9月30日
−−−−
自分の内側から湧き出る興味関心に従う→「好き」が見つかる→面白さが深まる→その行動が評価される
が一般的な流れ。… pic.twitter.com/4GnY3QQ2s4
※この本のメモはありません
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