毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「メリタ式の箱」を作る

■タスク管理
トリンプ・インターナショナル社長の吉越浩一郎さんの著書に必ずと言っていいほど出てくるキーワードが「メリタ式」。いえ、コーヒードリップの話ではありません。

吉越さんと言えば「デッドライン仕事術」で有名だが、この方法は以前勤めていたドイツ系企業メリタで叩き込まれたものだという。入社すると全員が書類を管理するための箱をもらうそうだ。そこには日付ごとに分けられたファイルがあり、締切日のファイルに書類を入れておけば、毎日その日の日付のファイルを取り出して、書類がなくなれば仕事終了。という実にシンプルなものだ。

私は初めてその「メリタ式の箱」の話を読んだ時に「ほしい!」と思った。しかし、それはメリタオリジナルだそうで、市販されていなかった。その後もずっと気になっていたところ、年末に書店で見た新刊「仕事が速くなるプロの整理術」に、今まで読んだ吉越さんの本の中で一番詳しくこの箱について説明されていたので、即買って読んだ。

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せっかく読んだんだからとにかく実践だ、と思い作ってみることにした*2。かなり前にこれに似た方法の書類整理術をどこかで読んで、やってみようと買ったままの書類整理箱とカットフォルダを出してきた。カットフォルダで月別のファイルを作り、あとはクリアファイルにタックインデックスで日付をつけて3ヶ月分用意すればいいだけだ。

と思っていたら、思ったほど簡単ではなかった。3ヶ月分ということは、最大日数31×3=93枚クリアファイルがいるのだ。家中かき集めても30枚弱。しょうがないので買いに行きましたよ。「お徳用100枚入り」というのを買ったら手がちぎれそうなくらい重かった。で、とりあえず1ヶ月分インデックスを貼ってみたが、クリアファイルを31枚はさんだらすでにカットフォルダの厚みがギリギリ。クリアファイルだけでこのボリュームなら、書類をたくさんはさんだらどうなるのか?実際に使い始めたら工夫をしないと、たぶんすぐ問題が出るだろう。

といっても、今は毎日処理が必要なほど書類があるわけではないので、まず練習のつもりで使い方に慣れようと思う。張り切って作ったのはいいけど、そんなに使うの?という気も少し…。当分は家事というか、プライベートのスケジュール管理も一緒にやることにした。慣れてきたらまた感想を報告します。

*2:吉越さんご自身は、現在は箱ではなく机の引き出しを使われているそうです